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【ボクシング】井岡がボディを効かせフライ級初防衛

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2015/09/27(日)UP

得意のボディブローを効かせ圧勝した井岡(左)

「WBA世界フライ級タイトルマッチ12回戦」
2015年9月27日(日)エディオンアリーナ大阪

▼WBA世界フライ級タイトルマッチ 3分12R
○ 井岡一翔(井岡ジム )王者
判定3-0 ※109-119 109-119 108-120
●ロベルト・ドミンゴ・ソーサ(アルゼンチン)挑戦者
※井岡がフライ級初防衛に成功 

 今年の4月22日にWBA世界フライ級王者になり世界3階級制覇を達成した井岡一翔(井岡ジム)が9月27日の初防衛戦。対するはWBA同級10位で26勝(14KO)2敗1分のロベルト・ドミンゴ・ソーサ(アルゼンチン)。

 1R 井岡より5.7センチ低いソーサは更に腰を落とし低く構える。その高さに合わせるように井岡も低く構えジャブを打つ。腕のリーチは井岡より長いソーサは大きくフックが伸びてくる。

 2Rから井岡のボディが的確に入り始める。手数の多いソーサのパンチを見切りカウンターのボディ、ガードの下がったところに顔面にパンチをヒットさせる展開が続く。

ボディを効かせガードが下がったところに顔面にパンチを入れる井岡

 6R ソーサのジャブ、ショートフックが井岡の顔面を捉える場面もあったが以降も手数の多いソーサのパンチの打ち終わりの隙を見ながら井岡はボディ、左右フックを出しヒットさせる。

 10R 井岡のボディが何度も入りダメージが蓄積しコーナに追い詰められるソーサ。ソーサの動きが止まるが11Rにはソーサが追い上げるように前に出てパンチを出す。

 最終ラウンドでソーサは井岡のボディ攻撃をガードしながら力強いパンチを当て挽回を狙うがラスト30秒で井岡のボディが効いて下がるソーサ。井岡はボディをまとめるが終了のゴング。

 KO勝利とはならなかったが、判定3-0(109-119 109-119 108-120)の大差で井岡がフライ級初防衛に成功 した。

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