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【RIZIN】宮田和幸をKOした日菜太「2Rになったら僕がやられていた」

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2016/01/05(火)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

1R開始直後から、前に出て攻めまくった日菜太(左)。1Rの3分に全てを懸けていた

 12月29日(火)さいたまスーパーアリーナで開催された新格闘技イベント『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015』にて、KO勝ちを収めたREBELS70kg級王者・日菜太(クロスポイント吉祥寺)が試合を振り返った。

 日菜太は榊原信行・RIZIN実行委員長に出場を直訴し、出場するチャンスを獲得。レスリングをバックボーンに持ち、DREAMなどで活躍した宮田和幸(BRAVE)と1Rがキックルール、2RがMMA(総合格闘技)ルールのMIXルールで対戦し、1R2分14秒、宮田から3度のダウンを奪ってKO勝ちを収めた。

「やるかやられるかの試合で、2Rに行ったら絶対に僕がやられる可能性が高かった。1Rに僕がやらなかったらヤバイという想いが凄くあって。そのため試合前もナーバスになっていました。オープンフィンガーグローブでMMAをやるのは本当に怖かったので、1Rで決着がつけられてよかったという気持ちです」と日菜太。

 1Rの試合時間3分以内に決着をつけられなければ自分の負け、との想いから1Rに全てを懸けた。

「三日月蹴りはMMAルールになってから出そうと思っていたんですが、試合前にセコンド陣と話し合った時に“1Rで全部出して来い”と言われてそうしました。最初の5秒で飛びヒザ蹴りに行くか迷ったんですが、相手の顔を見たら“いや、じっくりいこう”と思って。それでインローを蹴ったら、凄く嫌な顔をしたので今日はイケるかな、どんどん行くしかないと思いました」

 序盤から前進して攻めまくり、左ストレートで3度のダウンを奪ってKO勝ち。「倒しきるしかないと思いました。時間も見えたので、1度目のダウンを奪った時に残りまだ2分、2度目の時もまだ1分あると思って手数を止めないことを意識しました」

 しかし、今回はラッキーな部分があったと日菜太は自覚している。「いい試合になったのは宮田選手がかけ逃げをしなかったからです。逆にMMAルールからスタートだったら僕の旗色が悪くて、寝技で一本とられるかパウンドでTKOされるかの試合になっていたと思う。今回に関しては最初がキックルールだったから僕が勝てたのは当然だと思っていて、最初がMMAルールだったら宮田選手が勝つのが当然でした。だからラッキーだったと思っています」

 RIZINには引き続き参戦したいとの希望を持っている。「僕が一番輝けるのは立ち技ルールなので、立ち技ルールだったらK-1ルールでもシュートボクシングルールでもヒジありルールでも組んでもらえるなら対応します。夏にRIZINをやるのなら僕を使って欲しい。4月の名古屋大会は3月にレベルスで試合があるので厳しいですが、凄くいいオファーがあれば考えます」

 次回の試合は3月9日(水)東京・後楽園ホールで開催される『REBELS.41』にて、23連勝中の20歳の新鋭レドアン・ダウディ(オランダ)との対戦。

「キックボクシングは(団体が増えて)一番を決めづらい大会になっています。自分が勝ち続けて自分の価値を上げ、キックボクシングが凄いところを認めさせ、本当の一番を決める大会を作ってもらえるようにしたい。僕がメジャーになって、キックボクシングでメシを食える選手が一人でも増えたらいいと思います」と、日菜太は夢を語った。

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日菜太vs韓国キック王者 

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