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【UFC】レスナーに禁止薬物違反の可能性

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2016/07/16(土)UP

アンチ・ドーピング規則違反の可能性があるブロック・レスナー PHOTO=NAOKI FUKUDA (C)

 7月15日(金・現地時間)アメリカの総合格闘技団体「UFC」が声明を発表。9日(土・同)ラスベガスで行われたUFCの200回記念大会『UFC 200』で、1試合限定の復帰試合に出場した元UFCヘビー級王者ブロック・レスナー(アメリカ)に、アンチ・ドーピング規則違反の可能性が認められることが分かった。

 声明によると、6月28日(火・同)UFCがドーピング検査を依頼するUSADA(全米アンチドーピング機構)が、レスナーに対して競技会外検査(競技会内ではなく、選手宅などにトレーニング期間中に抜き打ちで行う検査)を実施。そこで採取されたサンプルから禁止薬物の陽性反応が検出されたことが、7月14日(木・同)の夕方に報告された検査結果で明らかになったとのこと。

 UFCはこの件に関し、何か情報があれば折を見て公表するとしている。 

ハントにパウンドを叩き込むレスナー
PHOTO/UFC JAPAN PR

 アメリカのプロレス団体「WWE」のスターレスラーとして活躍していたレスナーは、2007年に総合格闘技に転向。翌2008年にUFCに初出場を果たすと、わずか3戦でヘビー級王座に上り詰めた。しかし、2010年に王座から陥落すると、2011年12月のアリスター・オーフレイム戦を最後にUFC引退を表明した。

 UFC引退後は古巣であるアメリカのプロレス団体「WWE」に戻り、再びプロレスラーとして活躍していた。しかし、UFCの200回記念大会まで1カ月とせまったところで、突如UFC電撃復帰が決定。1試合限定ではあったが、約4年半ぶりのUFC出場となった。

 その復帰戦では、”サモアの怪人”ことマーク・ハント(ニュージーランド)を相手に、鋭いタックルからテイクダウンを決めるなど、終始ペースを握り、判定勝ちを収めている。
 
 UFCの規則では、試合後に薬物禁止違反が発覚した場合、発覚者は反則負けの扱いとなり、ファイトマネーは全額没収。さらに、それが1度目の失格の場合は、1年間(最大3年間)の出場停止処分などのペナルティーが与えられる。 

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