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【RIZIN】高阪剛がトーナメントに電撃出場、バルトと対戦へ

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2016/11/09(水)UP

無差別級トーナメントへの出場が決まった高阪剛(右)。準決勝進出を懸けてバルト(左)と拳を交える

 12月29日(木)、31日(土)さいたまスーパーアリーナ にて開催される『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2nd ROUND/Final ROUND』の記者会見が、11月9日(水)都内で行われた。

 無差別級トーナメント 2nd ROUNDへの進出が決まっていたイリー・プロハースカ(チェコ)が負傷のため欠場。代わりに、昨年末の大会で9年ぶりとなる現役復帰を果たした“世界のTK”こと高阪剛(チームアライアンス)が、トーナメントに出場することが発表された。

現在のコンディションは「最高」と自信を見せる高阪

 さらに、トーナメントの組み合わせも決定。高阪は9月の開幕戦で藤田和之を下した元大相撲・ 大関のバルト(把瑠都/エストニア)と対戦する。

 本来ルール上では、開幕戦でプロハースカに敗れたマーク・タニオス(レバノン)が代わりに2nd ROUNDへ進むが、タニオスが「今の自分のレベルではトーナメントで勝てない」とこれを辞退。

昨年末、9年ぶりの現役復帰試合で高阪(左)はジェームス・トンプソン(右)にTKO勝ちした

 既にファン投票を元にプロハースカvsバルトのカードが決まっていたこと、さらにもともと高阪はリザーブマッチでの参戦が予定されていたこと、本人からの強い希望もあったことから、トーナメント出場が決まった。

 会見に出席した高阪は、「去年の今頃、この場で現役復帰を宣言し、試合を組んでもらった。その1年後にこうしたかたちでRIZINのリングに戻れることになり、すべての人、モノ、事柄に感謝したい。感謝の思いを持って、これから準備に取り掛かりたい」と挨拶。

2試合連続で日本人レジェンドファイターとの対戦が決まり、バルトは「光栄」と喜びを口にした

 46歳という年齢を迎えたが、現在のコンディションについては「最高です。去年はベストと言いましたが、今年は去年を上回るベストな状態。不思議ですよね」と、自らにみなぎる力を抑えきれない様子だ。

 一方、藤田に続き、日本の重鎮ファイターと対戦することになったバルトは、「この短い期間で2人のレジェンドと戦えることはとても光栄です。リングの中で一生懸命、自分の戦いを見せたい」と意気込みを語った。
 

9月の開幕戦で藤田(左)にヒザ蹴りを見舞うバルト(右)。藤田はこの試合に敗れ、引退を表明した

 その他の組み合わせは、元UFCヘビー級暫定王者シェーン・カーウィン(アメリカ)vs元レスリング世界王者アミール・アリアックバリ(イラン)、ワレンティン・モルダフスキー(ロシア)vsシモン・バヨル(ポーランド)、さらに既に発表されているミルコ・クロコップ(クロアチア)vsヴァンダレイ・シウバ(ブラジル)となっている。
 

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