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【K-1】日菜太が返り討ちに自信「戦ってきた相手も経験値も自分が上」

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2017/12/26(火)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

約3年ぶりの再戦となる日菜太(左)と廣野(右)。勝者が2018年3月、王者アラゾフに挑戦する

 12月27日(水)東京・後楽園ホールで開催される『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~SURVIVAL WARS 2017~』の前日計量&記者会見が、26日(火)13:00より都内にて行われた。

 今大会のメインイベント(第7試合)はK-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級(-70.0㎏)次期挑戦者決定戦。王者チンギス・アラゾフ(ベラルーシ)への挑戦権を懸け、初代REBELS 70kg級王者・日菜太(31=クロスポイント吉祥寺)と初代Bigbangスーパーウェルター級王者・廣野祐(33=NPO JEFA)が激突する。

 計量は日菜太が70.0kg、廣野が69.8kgで、共に一発でクリアー。あとは試合開始のゴングを待つのみとなった。

 強烈なミドルキックを武器にK-1 WORLD MAXでも活躍した日菜太は、2014年3月に初代REBELS 70kg王座を獲得。今回対戦する廣野とは、同年10月に迎えた2度目の防衛戦で一度対戦しており、この時は日菜太が判定2-1で辛くも勝利を掴んだ。

 その後、日菜太は新生K-1に電撃参戦。今年2月のデビュー戦は勝利で飾ったが、6月の第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント1回戦でKrush -70kg王者ジョーダン・ピケオーに敗戦。しかし、9月の再起戦でセルジオ・サンチェスを下し、王座挑戦をアピールしていた。

 今回のチャンスを掴んだ日菜太は「今年は2月、6月、9月と試合をしました。そしてこの12月、今年のK-1を締め括るのが自分の試合です。6月は負けてしまったのですが、やっぱりその悔しさは勝たないと晴れないと思います。終わり良ければすべて良しにしたいので、しっかりと勝って来年3月に一番良い思いができるようにしたいです」と、淡々とした口調ながらモチベーションの高さを感じさせる。

 廣野とは2度目の対戦となるが、「6月と9月の試合も含めて、僕の方が廣野選手よりもこれまで強い相手と戦ってきたと思いますし、経験値も高いです」と返り討ちに自信。「倒せるかどうかはふたを開けてみないと分からないところもありますが、どんなに泥臭くても勝ちにいく試合をしたいと思います」と意気込んだ。

 一方、持ち前の粘り強さとタフさを武器にJ-NETWORKとBigbangでベルトを巻いた”不倒王”こと廣野は、昨年3月のK-1初陣で勝利。今年6月の第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント出場へと繋げたが、1回戦でサニー・ダルベックのヒザ蹴りで出血し、無念のドクターストップでTKO負けとなった。

 それでも、ダルベックを相手に攻め込む場面も作るなど、そのファイトスタイルに変化も見られた。「スタイルについては間違いなく前回よりも良いものをお見せできると思います」と言葉に力がこもる廣野。

 日菜太の挑発的な言葉にも「相手がKOを狙ってくれば当然KOされるリスクは高まりますが、自分がKOする可能性も高くなります。どうなるかは当日のお楽しみにして下さい」とニヤリ。チャンスの大一番に向けて、「マスコミの方もファンの方も、日本人がアラゾフに勝つのは無理なんじゃないか、と思っているかもしれませんが、そうではないということを今回の試合でも見せていきたい」と闘志を燃やした。


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