【ボクシング】KO防衛の”辰吉の愛弟子”京口をロマゴンが絶賛
2017年12月31日(日)東京・大田区総合体育館で行われたトリプル世界戦の内、IBF世界ミニマム級王座の初防衛に成功した京口紘人(24=ワタナベ)を、4階級制覇の元”絶対王者”ローマン・ゴンサレス(30=ニカラグア)が絶賛した。
京口は、定説では「王座挑戦より難しい」といわれてきた初防衛戦で、ダウン経験なしの曲者カルロス・ブイトラゴ(26=ニカラグア)を8回TKOで仕留めた。試合前日、「ここ2戦は判定勝ちなので、KOで仕留めたい」と語っていたが、予告通りの見事なKO勝利だった。
この試合を見たロマゴンことローマン・ゴンサレスは、元旦にツイッターで「おめでとう、チャンピオン。エクセレントな戦いぶりだったね。祝福するよ」とスペイン語でツイート。
これに京口もスペイン語で「アミーゴ、グラシアス(友よ、ありがとう)」と返信し、「マイ・ゴッド(僕の神様です)」と英語で続け、神のごとく崇拝するゴンサレスからの賞賛に対する感激を表した。
ゴンサレスはWBA世界ミニマム級王座、同ライトフライ級スーパー王座、WBCフライ級王座、WBCスーパーフライ級王座の4階級を制覇し、昨年タイのシーサケット・ソー・ルンヴィサイにまさかの2連敗を喫するまでは、46戦全勝38KOという恐るべき戦績を誇り、”絶対王者”の名をほしいままにしていた。
一方、京口は中学時代にあの辰吉丈一郎から指導を受け、アグレッシブな試合ぶりとハードパンチが売り物。2016年4月のデビュー戦から6連続KOで東洋太平洋(OPBF)王座を獲得し、今年4月の同王座防衛戦と7月のIBF世界ミニマム級王座を獲得した2試合は判定勝利だったが、今回のIBF王座初防衛戦でKO勝ち。憧れのロマゴンからも絶賛されたことは、大きな自信になっただろう。
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