【ベラトール】セクシー計量で話題のハーディー、再起戦はボクシング女王対決に
2月16日(金・現地時間)アメリカ・コネチカット州モントビルのモヒガン・サン・ アリーナにて開催される『Bellator(ベラトール) 194』の追加対戦カードとして、ヘザー・ハーディー(36=アメリカ)vsアナ・フラトン(37=同)の元プロボクシング女王対決が決定した。試合は女子フライ級ワンマッチで行われ、今大会のメインカードの一つとなる。
ハーディーはアメリカ女子ボクシング界の才色兼備なスター選手として活躍。ボクシング戦績は20勝1ノーコンテストと無敗を誇り、2014年10月にWBCインターナショナル女子スーパーバンタム級王座、2016年8月に同女子フェザー級王座を獲得した実績を持つ。
昨年6月に開催されたベラトール初のニューヨーク大会『Bellator 180』で、35歳にして大々的にMMAプロデビューを果たすと、キャリアで大きく上回る相手をパンチで圧倒して3RにTKO勝ち。ベラトール女子フライ級のエース候補として上々のスタートを切ったかに思われたが、同年10月の『Bellator 185』で迎えたMMA2戦目は新星クリスティーナ・ウィリアムス(28=アメリカ)の強打に苦しみ、大流血の末にドクターストップによるTKO負けを喫した。今回は再起戦となる。
そんなハーディがファイターとしてのキャリアに加えて注目を集めているのが前日計量。毎回、大胆なハイレグ水着に真紅の口紅と黒ぶち眼鏡という個性的な出で立ちで臨み、注目の的になっている。また、クリスティーナ戦の前日計量の際には、2016年8月にハーディとボクシングWBCインターナショナル女子フェザー級王座を争った相手が突然乱入するなど、話題に事欠かない。
一方、対戦相手のフラトンもアメリカ女子ボクシング界でその名を知られるフィリピン系アメリカ人選手だ。2009年9月にIBA女子世界スーパーバンタム級王座、同年12月にWBO女子世界同級王座を獲得した実績を誇る。ボクシング戦績は14勝4敗3分。ボクシング世界6階級制覇王者マニー・パッキャオのトレーナーを務めるフレディ・ローチの指導を受けたこともある。
MMAプロデビューは2014年5月で、舞台はアジア最大のMMA団体『ONE Championship』であった。同団体で2勝2敗の戦績を残した後に、ベラトールと契約。昨年10月の『Bellator 185』で迎えた初陣は接戦の末に判定2-1で敗れており、ハーディーと同じく今回が再起戦だ。
昨年11月にはイリマレイ・マクファーレン(27=アメリカ)が初代女王の栄冠に輝き、UFCのトップファイターであったヴァレリー・レターノー(34=カナダ)も移籍してくるなど、今後ますますの盛り上がりが期待されるベラトールの女子フライ級戦線。再起戦を勝利で飾り、この階級で生き残るのはハーディーか、それともフラトンか。
なお、ベラトールの発表によると、両者は今後、ボクシングのリングでも拳を交える方向。現在、ディベラ・エンターテインメント(ハーディの所属ボクシングジム)とオリオン・スポーツ・マネージメント(フラトンの所属ボクシングジム)が試合の実現に向けて調整を行っており、続報が待たれる。
PHOTOS(C)Bellator MMA
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