【K-1】王者・武居由樹、久保賢司の挑発は「楽しい」
3月21日(水・祝)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナにて開催される『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN~K’FESTA.1~』で、K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王座の初防衛戦に臨む王者・武居由樹(POWER OF DREAM)が都内所属ジムにて公開練習を行った。
古川誠一会長と目慣らしと反応をメインにしたミット打ちを披露し、軽快なパンチとコンビネーションを次々と繰り出していった武居。「仕上がりもコンディションも最高な状態です」と胸を張った。
挑戦者・久保賢司(K-1ジム五反田チームキングス)とは昨年4月「第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」の決勝戦で対戦。キックボクシングからボクシングに転向して再びK-1の舞台に戻ってきた久保を、パンチでも圧倒して武居が王座に就いた。
その時の印象を「久保選手は気持ちが強い選手で、4月のトーナメントは復帰戦だったにも関わらず決勝まで勝ち上がってきて凄いなと思いました」と振り返る武居。
「気持ちが強い分、怖さがある」と警戒するが、「久保選手はパンチの選手で、僕もパンチには自信があるのでいい噛み合いになると思います。今回はいい流れの試合になると思いますね。去年の試合で唯一倒せなかったのが久保選手。その久保選手をKOすることで、この一年間の成長を見せられると思います」と、KOで返り討ちにするつもりだ。
久保は「武居由樹に本当の恐怖を味わわせる」など挑発しているが、武居は「ああやって絡まれるのは初めてで自分的には楽しい感じですね。年下から言われたらいろいろ思うかもしれないけど、久保選手は年上なのでイライラすることもないです」と、どこ吹く風だ。
そして「他の階級に負けない試合をして、6つのタイトルマッチの中で一番面白かったというところを見せたい」と、大会ベストバウトも狙う。
師匠の古川会長は「久保選手はスーパー・バンタム級で一、二を争うくらい気持ちが強いので、そこに注意して戦いたい。お互いにベストの状態でいくのであれば1Rからいい流れになると思います」と予想。
武居の仕上がりについては「身体も一回り大きくなってパワーがついてきた。スーパー・バンタム級で戦う上でベストの体重になってきた」と、昨年とは違うと話す。
最後には「K-1のベルトの価値を上げるような試合を見たい」と、武居に声をかけた。武居も「今までで一番大きいK-1で僕が活躍できるように頑張ります」と意気込んだ。
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