TOP > ニュース

【極真会館】新ルール全国大会、6月大阪で開催決定

2018/04/04(水)UP

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

新たにセミコンタクトルールでの大会開催を発表した松井館長

 4月4日(水)都内にて記者会見が行われ、極真会館(松井章奎館長)は6月3日(日)大阪府立体育会館にて新ルールによる『I.K.O.セミコンタクトルール2018全国交流大会』を開催することを発表した。

 フルコンタクト空手ルール(直接打撃制)の元祖である極真が、新たなるルールで大会を開催する。新ルールはセミコンタクトルールと名付けられ、頭部と胴体と足にプロテクター、拳サポーターを着用し、安全面を高めたうえで、突きと蹴りをこれまで通りに実際に当て合う。

 今までのいわゆる極真ルールとの大きな違いは、顔面への突きが寸止め(当てる直前で止める)で認められ、下段回し蹴りや足払いなど相手の足への攻撃は禁止。上段回し蹴りや後ろ回し蹴りなどの顔面への蹴りはこれまで通り有効だが、前蹴りやカカト落としなど顔面への直線的な蹴りは禁止となり、ヒザ蹴りは全面的に禁止。また、突きは直突き(ストレート)のみが認められ、連打は2発まで(ワンツーなど)。

 相手に肉体的ダメージを負わせれば一本。これはフルコンタクトルールの一本勝ちと呼ばれるKOでなくとも、技ありと呼ばれるダウンか相手を一瞬戦闘不能にするダメージを与えれば一本勝ちとなる。また、ダメージを与えられなくても正確な技を当てて残心を示せば(一本突きを出しながら決めのポーズ)技ありとなり、技ありを4本先取した方が勝ちとなる。

 判定はなく、時間内に決着がつかなかった場合は技ありが多い方が勝ちとなり、それも同点だった場合は延長戦で先に技ありを奪った方が勝ちとなる。

 松井館長はセミコンタクトルールの試合を導入する理由を次のように話している。

「正確な技をヒットさせることを評価する試合になります。これはあくまでも極真空手の質を高めるために行うものです。フルコンタクト空手には間合いの操作、スピード、技の正確性が欠けていることに着目し、それを補完する意味でルールを作りました。同時に、友好団体化した全日本空手道連盟(以下、全空連)の大会に選手が出て交流することも可能な親和性・互換性を生むのに役立つと思っています」

 将来的には「全空連の選手にも出てきてもらえることが望ましいですが、現段階では選手にしても戸惑いがあるでしょうし、審判も正確に裁けるかの問題があります。納得のいく試合環境で出てもらわないといけないので、まずは整えることが先です」と、回を重ねて洗練された大会にしてから招き入れたいとした。

会見にはIBMA極真会館の増田章主席師範も出席し、セミコンタクトルールでの大会を支援・協力すると約束した

 また、会見には友好団体であるIBMA極真会館の増田章主席師範も出席。「松井館長と長年の友人の一人として、新しい試みの試合開催に賛同させていただいております。松井館長と話をする中で胸をワクワクさせています。極真空手は改善しないといけない部分が多々あると思います。そのために新しい競技ルールで試合をすることは、近年疎かになった防御の意識、一打の突き・蹴りにも対応して正確に技を返す意識を高めることになると思います。応援団の一人としてこの新しい試みを支持したいと思います」と語った。

 なお、セミコンタクトルールのルール詳細は4月22日(日)東京体育館で開催される『国際親善大会』の大会中に発表される。

●編集部オススメ

・2018年から新ルール導入。顔面寸止め有効の五輪空手対応ルールと現行ルールの2本立てに

・新ルール大会続報:将来的には伝統派の選手にも出場して欲しい(松井館長)

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!

 

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

関連記事

」をもっと見る



【関連リンク】

TOP > ニュース