朝倉未来、平本蓮戦中止で次戦の相手は?「YA-MANだったら…」
5月4日(日)に東京ドームで開催される『THE MATCH2』の朝倉未来vs.平本蓮は、今月3日に平本が怪我で欠場となり中止になったことがRIZIN公式YouTubeで発表された。
今ネットで話題になっているのは、朝倉がそのまま再起戦を行うのか、誰が相手になるのかということ。朝倉は昨日4日、自身のYouTubeチャンネルで候補選手の名前を挙げ「YA-MANだったらやってもいいけど」と発言した。
【フォト】YA-MANが朝倉未来をKO!(23年11月、OFGキックルール)
朝倉の胸中は複雑だ。そもそも平本へのリベンジ戦のために引退を撤回し、今回の再起戦を決意した経緯がある。平本の怪我による中止となれば、今回無理をして試合をする理由はない。朝倉は「相手の怪我なので中止はいいんだけど、RIZINは僕を出したいと思う。でも他の人で東京ドームが埋まるのかという問題もある」と明かした。
今回の再起戦について朝倉は「平本選手と再戦するために戻ってきた部分があるし、別の相手を用意されて、そこまでモチベーションが出るのかという問題もある」と胸の内を告白。それと同時に「これまでやってこなかった練習をやって強くなっている。ボクシングと寝技は毎日やっている」と進化している実感があるため、実戦で試したい気持ちも芽生えているようだ。
その中で「世間が求めているかどうかで決めたいと思います」と朝倉。今のところネットで浮上している朝倉の相手は、3月30日(日)に開催の『RIZIN.50』(あなぶきアリーナ香川)で対戦する鈴木千裕のカルシャガ・ダウトベックの勝者。これについては「試合が終わって残り1カ月しかない。やるかどうか分からない試合で、俺のモチベーションが保てるのかということもある。仮にダウトベックが勝った場合、東京ドームが埋まるのか」と首を傾げた。
さらにYA-MANについては本人がXで名乗りをあげているが、「さすがに総合(MMA)でやりたいとは思わない。でも世間が総合で俺が勝てないと思っているならば、やってもいいというか、やりたいと思っているけど差がある」とする。2人は23年11月にキックルール(OFG)で対戦してYA-MANが朝倉からKO勝ちを収めているが、さすがにMMAでは差があると朝倉は指摘した。
そして「YA-MANも今月の後半に試合があるので、怪我をするか失神でKO負けするかもしれない」と実現の可能性は流動的と見ている。
ちなみにYA-MANは、3月29日(土)に東京・両国国技館で行われる『RISE ELDORADO 2025』のオープンフィンガーグローブマッチで、原口健飛をKOした剛腕パンチのミゲール・トリンダーデとの試合を控えている。無事に5月の朝倉戦を迎えられるとは、誰も断言できないだろう。
そうした状況も踏まえつつ朝倉は「RIZINと相談し、世間の声も聞きながらここ数日で方向性が決まるのではないかと思います」とコメントした。
動画を見たユーザーからは「自分の事だけ考えて決めてほしい」や「中途半端にモチベーションが保てない相手とやるくらいなら、無理しない方がいいと思う」、また「誰のためでもない自分のために戦うってことを1番に考えてほしい」といった意見が多く寄せられた。
RIZINへの恩返し、格闘技界の灯を消さないため、いまだに大きなものを背負う朝倉が、最終的にどんな決断をするのか見守っていきたい。
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