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【ボクシング】終了ゴング”0.5秒後”のKOで反則負け!試合は圧倒「止められないパンチだった」と物議=IBF挑戦者決定戦

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2025/03/05(水)UP

この”ゴング直後”の一撃!
(Matchroom Boxing YouTubeより)

 3月2日(日本時間)英国ベルファストで行われたプロボクシング[IBF世界ウェルター級挑戦者決定戦]では、8R終了ゴング直後のパンチにより相手が立ち上がれず、無敗パディ・ドノヴァン(25=アイルランド)が反則負け。
 ドノヴァンは大号泣、会場は大声援でゴングが聞こえにくいこと、「最後のパンチはゴングが鳴っている時にアクションされた」など不可避の行動だったという声も多い。

【フォト・動画】”ゴング直後”の猛烈パンチ!相手は頭を押さえ立ち上がれず

 この試合は、現IBF世界ウェルター級王者ジャロン・エニスへの挑戦権を懸けた一戦。 IBFは1位と2位が空位、そして3位が佐々木尽だが、これを差し置いての挑戦者決定戦となる。

 ドノヴァンは無敗14勝11KO、相手のルイス・クロッカー(28=英国)も無敗で20勝11KOだ、
 アイルランドと英国(北アイルランド)という隣国ライバル対決で、会場は大盛り上がり。

 試合は序盤からサウスポーのドノヴァンが、積極的に上下で攻めまくる。相手のクロッカーはハイガードでがっちり固めるも、単発のフック、ボディのみでほぼ手が出ない。
 互いに上半身をよく動かし、6Rにはドノヴァンがバッティングで減点。しかしこの減点以外は、ほぼ全てのRをドノヴァンが取っている。

 そして8R、またもドノヴァンがバッティングの減点を取られた後に、右フックでダウン奪取!相手は左目横の出血もありかなりグロッキー気味だ。
 そしてドノヴァンが猛攻!ロープに追い詰めると激しい連打、ゴングのほぼ直後に放った強烈な右フックが相手の側頭部に当たり、頭を抱えてダウンした。

反則負けとなった@DAZNBoxing

 ダウンカウントが取られるが、途中でストップ。相手は出血の傷を押さえ10秒以上も立ち上がらなかった。

 裁定はドノヴァンの反則負けに。これを聞いたドノヴァンは、セコンドが押さえるほどに叫び暴れ、最後はマットに突っ伏し大号泣だ。

 ネットでは「ゴングの0.5秒のパンチだった、あれは止められない」と不可避だという見方が目立つ。また「審判も(ゴングが)聞こえてないだろ、なぜ止めなかった。失格なのは審判だ」とレフェリーのミスだという意見も多い。

 反則負けのドノヴァンは「観客の声援はすごかったし、俺はゴングのタイミングで打ったつもりだった。でも、レフェリーが俺の夢を奪ったんだ」と故意ではないと主張。
 そして「俺は試合に勝った。すべてのラウンドで相手を圧倒し、痛めつけていたんだ」と勝利していたとし、IBFに判定を覆し再戦を命じてほしいと要求。陣営は異議申し立てを送っている。

 対して反則勝利したクロッカーは「相手の頭突きを何度も受け、視界が悪くなりダウンを受けた。試合の後半に仕掛けるはずだったに、この結果は残念だ」と勝利しつつも無念とする。

 主催マッチルームのエディ・ハーンは「ゴング後のパンチのみだったら、レフェリーは回復する時間を与え再開をしたと思う。彼の失格には、それまっでの頭突きや、減点も含まれてのことだ」と計3つの減点の結果の反則負けだったのではという見方を示している。

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