【DEEP JEWELS】富松恵美、プロレス式トレーニングで17歳下ホープを迎え撃つ
6月9日(土)東京・新宿FACEにて開催の女子総合格闘技『DEEP JEWELS 20』に出場する、元DEEP JEWELSライト級暫定王者・富松恵美(36=パラエストラ松戸)。
富松はブラジリアン柔術黒帯を持ちながら、打撃にも磨きをかけてJEWELSのトップ戦線で長く活躍。『RIZIN』で活躍した石岡沙織にチョークスリーパーで一本勝ちしているほか、タイトルマッチ経験もあるベテラン選手だ。今回は韓国MMA(総合格闘技)大会『ROAD FC』期待の女子ホープであるパク・ジョンウン(19=韓国)を迎え撃つ。
ジョンウンの印象について富松は「とにかく、若くて勢いのある選手だと思っています。直近の試合で現チャンピオンの黒部三奈選手を打撃で苦しめた試合を見て、しっかり戦略を立てないと勝ちに行けないと思っていました。最近は寝技もしっかり取り組んでいる様なので、全てにおいて気を抜かず試合を組み立てたいと思っています」と評する。
今回の試合は怪我をして2大会ぶり、10カ月空いての久しぶりの試合となる。
「自分では復帰戦と位置づけ、前回も勝ってはいますが、また新たなスタートだと思って一つ一つやって来た事、やるべき事を確認して、練習して試合に臨む気持ちです。10カ月間、ただ酒を飲み遊んでいたわけじゃないところを、今盛り上がって来ている女子格闘技、自分のホームタウンであるDEEP JEWELSにて『半熟女、進化して帰ってきたぞ!』と言われる技術を見せ、強い相手ですがしっかり勝ち、アトム級のベルトへの挑戦の近道になる試合にします。そして、勝利の祝杯を飲みます(笑)」と、タイトルマッチを見据えて進化した自分を見せた意気込む。
今回、富松は「初心に帰る気持ちで元々プロレスラーだった自分なので、全ての原点であるプロレス式のトレーニングをしています。あの頃、がむしゃらに全てに向き合っていた自分を思い出したいという気持ちで体力的に鍛えています」と、プロレス式の体力トレーニングを積んでいるという。
さらには「私は前々から総合の試合でプロレス技を出したいと思っていますが、なかなか緊張感や勝ちにこだわり過ぎて出す事が出来ません。この試合、心から楽しんで勝負出来れば私のプロレス時代の必殺技であった『フットスタンプ』をパク選手にお見舞い出来ると思いますし、会場も盛り上げられる事でしょう。
今は総合格闘家・柔術家ではありますが、心に原点のプロレスラー魂を秘め、若い・勢いあるパク選手に気持ちと技術で圧勝したいと思います」と、プロレス技の投入も予告した。
そして最後に「ババアなめんなよ!」と宣言した富松だが、すぐに「あ、まだ半熟女でお願いします」と訂正した。
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