【巌流島】田村、4度のダウンを奪われボクサーにKO負け
▼第6試合 フリーウェイト 特別ルール 3分5R
○エルヴィス・モヨ(ジンバブエ/ボクシング)
KO 5R 32秒 ※パウンド
●田村潔司(U-Style/プロレス)
40年前に行われた「アントニオ猪木vsモハメド・アリ」のルールをベースとした異種格闘技戦として、プロレスラー田村と元WBFボクシング世界王者モヨが対戦。
試合は3分5Rで行われ、田村は素手にプロレスシューズ着用のプロレススタイル、モヨはグローブとリングシューズを着用したボクシングスタイルで戦う。
田村は腰から下へのタックル、ローキック(床に手を着いたアリキックは有効)、顔面へのパンチなどが禁止され、腰から上への蹴り、顔面への張り手・掌底が認められる。寝技による攻撃は30秒までとされ、ロープ(土俵の俵の部分)エスケープ、スリーカウントによるフォール勝ちもあり。
1R、モヨはジャブを放ってけん制。田村は十分な距離をとって左ミドルを蹴る。右ストレートを首の下やボディにもらった田村は一瞬動きを止めるが、すぐに左ミドルを蹴り返す。しかし、右ストレートで後方へ吹っ飛ぶようにしてダウンを喫する。
2R、左ミドルを蹴っていく田村にモヨはジャブから右ボディストレート。モヨのパンチに掌底で打ち合う田村。パンチを正確にヒットさせるのはモヨの方だ。田村は離れて左ミドルを何発も入れるが、モヨは構わず前へ出てジャブを打つ。モヨのパンチをかわすため、田村は場外へ逃れる。
3R、モヨのジャブに下がり続ける田村。左ミドルを蹴り続けるが、モヨのジャブ、左フック、右アッパーで直撃はないが押され気味。右フックからの連打をもらってグラつく田村。ガードはしているがパンチをもらう場面が増え、右フックでスタンディングダウンを奪われる。
4R、ついにスライディングしながらの蹴り=アリキックを放った田村は、尻をマットに着けての猪木アリ状態に。場内は大いに盛り上がるが、立ち上がったところで右フックをもらってまたもダウン。逆転を狙って左ハイキックを放つも不発。モヨのフック、アッパーの連打をもらって4度目のダウンを喫する。
5R、左ミドルを蹴り続ける田村だが、パンチをもらって転倒。立ち上がろうとするところに右フックをもらって倒れ、ここでモヨがパウンドを連打。
モヨが離れても田村は寝転がったまま立ち上がることが出来ず、レフェリーに立つことを促されるが四つん這いになったまま。レフェリーが試合続行不可能と見てストップし、モヨのKO勝ちとなった。
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