9月23日(金・祝)東京・後楽園ホールで行われる「SHOOTOR’S LEGACY 04」で児山佳宏(パラエストラ松戸)の持つ環太平洋ウェルター級のベルトに挑戦する冨樫。世界タイトルを含めて、これまで3度のタイトル挑戦を経験して いる冨樫だが、まだベルトを巻いた経験がない。その冨樫はどんな心境で今回のタイトル戦を迎えるのか?(2011年9月21日UP)。
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■東京から地元・広島へ、練習環境の変化が与えた影響
ーー試合に向けての調整やコンディションはいかがですか?
「今までと環境が変わったので不安な部分があります。以前は東京に住んで、東京で練習をしていたのですが、今は広島に戻って広島で調整を続けているので」
ーー環境が変わって練習面でどういった変化がありましたか?
「どうしても東京と比べると競技人口が少ないので、練習パートナーがいないというのはありますね。東京にいた頃と違って、毎日激しいスパーリングが出来るわけではないです。その分、打ち込みなど考えてやる練習が増えました」
ーー正直、調整の部分で難しかったというのはありますか?
「難しいというよりも不安ですね。どうしても息の上がるようなスパーリング の数が少ないですから。ただスパーリングだけが強くなるものとは限らないし、スパーリングで相手にやられない分、いいイメージを持って練習が出来ているん ですよ。東京では練習がすべて出稽古・スパーリングだったので、それ以外の練習をする時間がなかったんです。でも今はパラエストラ広島という自分の場所が あるので、そこで自分がやり込める練習は出来ています」
ーー選手によっては「スパーリングだけ多くやっていても強くなれない。自分のジムで、自分のための練習をすることも必要だ」という意見もありますが、冨樫選手も同じですか?
「本当は両方できるのが一番だと思うんですけどね。東京にいた頃に ・・・
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