【Krush】野杁、木村にゲーオ挑戦者決定戦を提案

2015/07/06（月）UP
（最終更新：2015/07/06 19:01）

　8月22日（土）愛知・名古屋国際会議場イベントホールで開催される『Krush.57 ～in NAGOYA～』の会見が、7月6日（月）都内で行われた。

　出場が発表されている第2代Krush -67kg級王者・野杁正明（K-1ジムEBISU 小比類巻道場）が出席。野杁は4月のK-1でマサロ・グランダーの飛びヒザ蹴りにより右まぶたの上をカット、TKO負けを喫しており、「12針縫って傷も深かった」という。

「でも2週間休んで練習を再開しました。スパーリングもガンガンやっていて、1週間後に試合に出ろと言われてもいいくらい仕上がっています」と、復活へ向けての準備は整っているようだ。

　野杁は試合を振り返り、「これは言い訳になりますが、（当初のゲーオからマサロに相手が変わって）集中力が切れてしまった。そこはプロとしていけないことだったと反省しています」と敗因をあげ、「相手の動きは見えていたんですが、自分はスロースターターで行けなかった。今は1Rからガンガン行ける練習をしているので、次の試合では変わったところを見せられると思っています」と、進化した姿を見せると語った。

　また、4日に開催された『K-1』の感想を求められると、「強くて怖いゲーオが復活したという印象」と真っ先にゲーオの名前をあげ、「木村選手がマサロに勝ったので木村選手とやりたい。今、ファンも関係者も誰もが見たいカードだと思う。必ずKO決着が見られるカードでしょう」と、木村“フィリップ”ミノル（ブラジル/Fighting Kairos/マイウェイジム）との対戦を要望。

　さらに、「昨日の会見でゲーオが11月のタイトルマッチは木村選手とやりたいと言っていましたが、僕の名前もあげていたのでここで決着をつけて、11月は僕がゲーオに挑戦したい」と、ゲーオが保持するK-1 WORLD GP －65kg王座への挑戦者決定戦をやろう、と提案した。

　この発言を受け、宮田充Krushプロデューサーは「挑戦者はK-1実行委員会が決定すること」と前置きしながらも、会見に参加していたファンに「（野杁vs木村を）見たいですか？」と問いかけ、ファンから「見たい」との声があがると「では、（名古屋大会での実現へ向けて）動きます」と対戦へ向けて行動を起こすと明言した。