【新極真会】KWU世界大会に出場決定、極真館との対戦も!?
7月15日(水)、全世界空手道連盟 新極真会は10月3日(土)4日(日・ともに現地時間)にロシア・ハバロフスクで開催されるKWU主催『極真世界空手道選手権大会』に日本選手団を派遣することを発表した。
今年4月29日、ロシア・モスクワにあるロシア政府首相官邸において、新極真会の緑健児代表とロシア副首相であり、KWU(極真世界連合)の共同議長ユーリ・トルトネフ氏が会談。そこで、オリンピックに空手が採用された場合、現在IOCで検討されているノンコンタクトルール(寸止め)に加え極真空手が採用するフルコンタクトルール(直接打撃制)の2ルールとして空手道のオリンピック正式競技化を目指す意向であることを相互に確認し、協力していくことで合意した。
その提携を受け、具体的な活動として互いの世界大会に選手を派遣することが決定。KWUの『極真空手ワールドチャンピオンシップ』には日本選手団のほか、海外選手も出場を現在調整中。また、10月31日(土)、11月1日(日)東京体育館で開催される新極真会の『第11回オープントーナメント全世界空手道選手権大会』には、KWUから出場選手を受け入れる準備が進んでいる。
注目すべきは、KWUには新極真会と同じく極真会館から派生した極真館(盧山初雄館長)が加盟しており、2013年10月に開催された第1回世界選手権大会から参加。今回の大会に派遣する日本代表選手団も7月1日に公式サイトで発表しており、新極真会の選手と極真館の選手がトーナメントで対戦する可能性がある。
KWUとはスイスに本部があり、複数の極真系国際連盟やロシア国内の極真連盟などが加盟する世界連合体を言う。ユーリ・トルトネフ氏が代表を務めるAKR(オール極真ロシア:ロシア国内の極真松井派、新極真、IKF、極真館などが加盟)をはじめ、世界各国に加盟道場を持つIFK(イギリス本部、スティーブ・アニール代表)、KWF(オランダ本部 ルック・ホランダー代表)、極真館(日本本部 盧山初雄館長)などの極真系国際連盟が加盟しており合計加盟国は80カ国。それぞれの団体の代表が共同議長を務めている。
▼新極真会 日本代表選手
男子
-65kg 河瀬惇志(佐賀筑後支部)
-70kg 其原太一(大阪東部支部)
-75kg 緑 強志(福岡支部)
-95kg 清水翔希(千葉南支部)
+95kg 楠生 剛(東京城南川崎支部)
女子
-70kg 長谷川梨佳(埼玉武蔵支部)
+70kg 福原葉子(高知支部)
▼極真館 日本代表選手
男子
-60㎏級 高橋元樹(埼玉県西北支部)
-65㎏級 高山忠士(東京本部)
-70㎏級 岩澤寿英(埼玉県志木支部)
-75㎏級 舩先 雄(奈良県北支部)
-80㎏級 木下毅顕(KWF極真会館)
-85㎏級 鈴木彰太(東京本部)
-90㎏級 上野滋也(北海道道央南支部)
-95㎏級 藤井脩祐(城南品川支部)
+95㎏級 藤井将貴(城南品川支部)
女子
-65㎏級 青田真季(福島県支部)
-60㎏級 山本由紀(愛知県支部)
-55㎏級 藤原 愛(埼玉県西支部)
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