【K-1】木村ミノル、ゲーオは俺に勝てない
11月21日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催の『K-1 WORLD GP IN JAPAN~THE CHAMPIONSHIP~』に出場する、木村”フィリップ”ミノル(ブラジル/ブラジル/Fighting Kairos/マイウェイジム)のコメントが主催者を通して届いた。木村はK-1 WORLD GP-65kgタイトルマッチで王者ゲーオ・フェアテックス(タイ)に挑戦する。
木村は、「1月に俺とゲーオがやって俺が勝っているわけだから、ゲーオは俺に苦手意識があるだろうし、ゲーオにとって俺はやりにくい相手だと思います。俺の見解では、ゲーオは背の高い相手が得意だと思うんですよ。トーナメントで勝った相手も山崎(秀晃)選手、久保選手、左右田選手と、-65kgでは比較的みんな背が高い選手じゃないですか。で、俺は-65kgでは背が高い方ではなくて、その俺につまづいているわけだから、きっとゲーオは俺みたいなタイプを苦手にしていると思います」と、自分はゲーオにとって苦手なタイプだと分析。
1月大会ではパンチでダウンを奪って勝っているが、「今回のゲーオは俺が勝った時のゲーオとは全然違うと思うし、初めてゲーオという選手と戦うつもりです。感覚としては前に一度、タイ人と戦ったことがあるから、それを参考にゲーオと戦おう、みたいな感じですね。もちろんいいイメージは残しています。俺は一度こいつを倒しているんだという自信は残して、それ以外はもう別人のつもりです」と、油断はない。
ゲーオは「1月の試合で負けたとは思っていない」と発言しているが、木村は「そういう選手は次で勝てない。今まで格闘技を見て来て、格闘技のジンクスではないけれど、ギリギリ勝った方と負けた方がいて、その2人が再戦するとギリギリ勝った方が圧勝するんですよ。これは格闘技で何回もあることなんです。それはきっと『負けてないのに負けにされた』と思って過ごす日々と『勝ったけれど負けていたかもしれない』と思って過ごす日々では、成長の度合いに差が出るからだと思います。だから今までのキャリアではゲーオの方が上かもしれないけれど、今回は俺の方が上だと思って戦います」とバッサリ。
いまやK-1の顔となった木村だが、意外なことにこれまでチャンピオンベルトを巻いたことは一度も無い。
それについて聞くと、「初めて巻くベルトがK-1のベルトということには特別な想いがあって、俺にも執念はあるし、ゲーオにも執念はあると思うのでワクワクします。ずっとベルトを獲れなかった選手が最強のチャンピオンに2回勝ってK-1のベルトを獲ることは凄い物語です。みんなの最高の気持ちがリングに集中すると思うので、それが爆発するんじゃないですかね。俺はその瞬間が楽しみです」と、木村は自分の物語がハッピーエンドになると断言した。
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