【極真会館】日本と海外の優勝候補が顔を合わせる
11月20日(金)~22日(日)の3日間にわたって東京体育館で開催される『第11回オープントーナメント全世界空手道選手権大会』の前日記者会見が、19日(木)同会場で行われた。会見には松井章圭館長、木山仁日本代表監督のほか、日本人と外国人の優勝候補選手たちが出席。
192名によって体重無差別で争われる今大会、松井館長は「ここに出席している選手たちは全員が優勝候補と言えます」と紹介。
ゼッケン1番を背負って第1試合から登場する2014年全日本選手権準優勝の荒田昇毅は、「この1年間、悔しい想いやいろいろな想いを持ってやってきました。時は来た。全力を尽くして世界王座を奪還します。もうやるしかないといい意味で開き直っています。やるべきことを明日からやるだけです」と語った。
日本代表選手の中で唯一人“全日本無差別級王者”の肩書きを持つ安島喬平は、「4年前の世界大会ではベスト16で負けています。挫折も味わいながら実力を付けて来ました。必ず世界一になります。一番強い選手こそが優勝にふさわしい。稽古量、強さ、全てにおいて自分は一番になりたい」と、“世界一になる”宣言。
身長186cm、体重90kgの体格から繰り出す上段ヒザ蹴りを得意とする20歳の上田幹雄は「初出場ですが4年前にタリエル(・ニコラシヴィリ=ロシア)選手が初出場で優勝したように優勝して、最年少優勝記録を塗り替えたい」と、タリエルが樹立した20歳7カ月の最年少記録を破る(上田が優勝すると20歳6カ月)と意気込んだ。
日本代表選手18名は全員が大会初日の1回戦から出場し、シード枠はない。松井館長は「世界大会において日本人選手をシードで優遇することは出来ない。1回戦から勝ち上がって優勝しないと価値はない」と、あえて日本代表選手たちに試練を与える。
なお、会見に出席した外国人優勝候補たちのコメントは以下の通り。
2011年世界選手権5位
ザハリ・ダミヤノフ(ブルガリア)
「極真空手で最大のトーナメントに参加できて光栄です。また、こうして優勝候補として、私自身も大好きな選手たちと並ぶことができて嬉しいです。トーナメントではベストを尽くし、優勝します」
2013年全日本選手権8位
デビッド・シャルコシャン(ロシア)
「一番強い選手に優勝してもらいたい」
2013年世界ウェイト制選手権重量級3位
スティーブン・キュージック(オーストラリア)
「本部とオーストラリアのために頑張ります」※キュージックは総本部で修行経験あり
2011年世界選手権7位
オレクサンダー・イエロメンコ(ウクライナ)
「大きな大会なので準備はしてきた。高いレベルを出せるように頑張りましょう」
2012年全日本選手権優勝
アレハンドロ・ナヴァロ(スペイン)
「この大会に出られて嬉しい。もちろん優勝を目指します。誰が勝ち上がってくるかは分からない。それだけ強い選手が集まっている。私は1試合1試合、しっかり勝っていくだけです」
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