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【レベルス】ラジャ王座奪取に燃えるT-98

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2016/03/11(金)UP

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4月に中国遠征試合、そして6月には日本でラジャダムナン王座に挑戦することが決まったT-98

 3月9日(水)東京・後楽園ホールで開催された『REBELS.41』の一夜明け会見が、10日(木)都内にて行われた。

 WPMF世界ミドル級王者T-98(たくや/クロスポイント吉祥寺)は、REBELSvsオランダ4対4対抗戦の副将戦で、レドアン・ダウディ(オランダ/オトマニジム)と引き分けた。

「勝てない相手ではなかったと思う。もったいない、というのが一番の感想です。相手のパンチは硬くて重かったし、パワーを感じました。パンチの質が日本人とは全然違いましたね。僕はいつもロー、ボディを効かせてフィニッシュに持っていくスタイルなんですが、上手くいかなかった。ローもボディも効いていたけれど、その後がなかった」と試合を振り返る。

ダウディ(右)戦では試合を優位に進めていたがドローに終わった

「正直、判定で勝ったと思った」というT-98だが、「圧倒的に勝たないといけなかった。圧倒的な実力差を出すのが課題だと思いました。納得のいく試合ではなかったですね」と、今後の課題が見つかったという。

 3週間後の4月2日には中国・深センで、中国人選手とヒジ打ちなしルールでの対戦が決まっているが、6月1日(水)東京・後楽園ホールの『REBELS.42』ではさらなる大一番ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級タイトルマッチが決まっている。当初はWPMF世界王座を争ったアウナン・ギャットぺぺ(タイ)との再戦になるはずだったが、アウナンはT-98戦後に王座を返上。3月27日に王座決定戦が行われ、そこで誕生した新王者に挑戦することになった。

「向こう(タイ)は本気になったみたいですね。僕がアウナンに勝ったので、獲らせないようにしているのかどうか分かりませんが」

 キックボクシングをやっているからには、世界の頂点であるムエタイ2大殿堂のひとつ、ラジャダムナンスタジアム王座は「狙っていた。獲りたいと思っていました」とT-98。ついに巡ってきたチャンスを逃すまいと燃えている。

「会場で発表になった時に、一緒に発表された梅野源治vsヤスユキ戦の方がどよめきが大きかったので、試合で見返してやろうと思っています」と語った。

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