2016/04/22（金）UP
（最終更新：2016/04/25 17:23）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

左ミドルをミットに蹴り込むテバウ（左）。初来日でどのようなファイトを見せるのか

　4月24日（日）東京・国立代々木競技場第二体育館で開催の『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ～-60kg日本代表決定トーナメント～』に出場するパウロ・テバウ（ブラジル）が、22日（金）都内で公開練習を行った。テバウはスーパーファイト（ワンマッチ）でK-1 WORLD GP -60kg王者・卜部弘嵩（K-1ジム・チームドラゴン）と対戦する。

　テバウはシャドーボクシングとミット打ちを1Rずつ披露し、ミドルキックとヒザ蹴り主体のムエタイスタイルのような動きだったが、「今までの試合はK-1ルールがほとんどだった」と、K-1ルールの方が得意だという。しかし、昨年はタイに6カ月間滞在し、その間になんと7試合をムエタイで経験。

「1日2回のハードな練習を毎日行ってきたのでいい仕上がりだ。子供の頃からK-1で試合をするのが夢だったので、夢がかなって嬉しいよ」とテバウ。ミルコ・クロコップとジョルジオ・ペトロシアンが好きだったと言い、ミルコの得意技である左ハイキックでのKOも過去の試合で複数回ある。

　だがハイキックが得意なのかとの質問には、「そういうわけではない。パンチとキックどちらかが得意というわけではなく、両方出来る。それよりも常に意識しているのはアグレッシブな試合をすることだ」とした。

　対戦する卜部については「いい選手だね。尊敬している。彼と試合が出来るのは光栄だ。スピードがあるし、試合ではいつも賢く感じる」と賛辞を送り、「ベストを尽くして皆さんに楽しんでもらいたい」と謙虚なコメント。しかし、「勝ちたいと思う時は獣のようになるかもしれないね。とにかく何でもいいから勝ちたいんだ」と勝利への執念が強くあることを口にした。