【ラウェイ】女子プロレスラー高橋奈七永、地上最も過激な格闘技で2戦連続KO狙う
2月16日(木)東京・後楽園ホールで開催される“地上で最も過激な格闘技”ラウェイの日本第2弾大会『Lethwei in Japan 2 ~LEGACY~』。その前日会見が15日(水)都内にて行われ、出場選手が試合に向けた意気込みを語った。
ラウェイとは、手にグローブを着けずバンテージのみを着用し、パンチ、キック、ヒジ打ち、ヒザ蹴りに加え、頭突きや投げ技、立ったままの関節技もありの格闘技。判定はなく、KOでのみ決着がつく。故意と見なされなければ急所への打撃で倒れてもKOという過酷なルールで行われている。
日本人選手5名が出場する今大会。全6試合のうち、5試合が日本vsミャンマーの対抗戦となる。注目は第2試合で行われる日本初の女子ラウェイ公式戦(64kg契約/2分4R・インターバル2分)。38歳の女子プロレスラー・高橋奈七永(たかはし・ななえ/SEAdLINNNG=シードリング)が、19歳のシュエ・シン・ミン(ミャンマー)と激突する。
今回が2度目の対戦となる両者。昨年12月にミャンマーで行われた初対決では、日本人として初の女子ラウェイに挑戦した高橋が、女子61-64kg級王者の実績を持つミンに強烈な右フックを浴びせてKO勝ち。14戦10勝4分と無敗の戦績を誇ってきたミンに、高橋が初めて土をつけた。
会見に先立ち行われた前日計量を、高橋は63.45kg、ミンは59.8kgで、ともに一発でクリアー。会見に臨んだ高橋は、「戦うのはすごく緊張することですが、今回もプロレスラーの強さをお見せしたいと強く思っています。やれることは全てやりました。あとはやるだけです。MOMOKO(今回のリングネーム)一番!」と元気に第一声。
今回がラウェイ第2戦目となるが、「前回の課題であったガード、よりKOできるパワーをつけるためのウェイトトレーニング、あとはひたすらマススパーリング(相手に当てない寸止めのスパーリング)をやったり、できる限りのことに取り組んできました」と、試合に向けて強化してきた内容を説明。「明日もまたKOしたいと思います」とKOでの返り討ちを誓った。
また、前回のデビュー戦では「気持ち」が勝因であったと振り返った高橋。「パンチをもらっても絶対倒れないと思っていましたが、対処の仕方が未熟だったので、試合中に焦ってしまうことがありました。でも、3Rに入った時に、『引き分けではダメなんだ。絶対に倒してやる』という気持ちが湧き上がってきたので、最後は絶対に気持ちが大事だったと思います」と言う。
そのうえで、「もう倒すイメージができあがっていますし、前回の反省を活かして練習することができたので、今回も“絶対に倒すぞ”という強い気持ちを持っています」と自信をみなぎらせた。
一方、多くの報道陣や関係者を前に、緊張気味のミン。前回の初対決の敗因について「初めて戦う相手で、情報もあまりなかったので負けてしまいました」と話し、リベンジに向けて「今回はもっと頑張りたいと思います」と静かに闘志を燃やした。
なお、ミャンマーでは女子の試合は女子レフェリーが裁くという決まりになっており、今大会にもそのルールが適応される。
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