【ボクシング】ヘビー級3冠王・藤本京太郎、今夏にも世界挑戦へ
5月8日(月)東京・後楽園ホールで開催された『ヘビー級Wタイトルマッチ』で、藤本京太郎(角海老宝石)陣営が今夏の世界タイトル挑戦をぶち上げた。
藤本はこの日、ヘルマン・パーセル(オーストラリア)を9RでTKOに下し、OPBF東洋太平洋ヘビー級王座を初防衛、同時に行われた王座決定戦でWBOアジアパシフィックヘビー級王座を獲得。日本ヘビー級王座と合わせてヘビー級三冠王に輝いた。
パーセルの豪快なフックをもらってピンチに陥る場面もあり、納得のいかない試合内容に藤本は「今年、世界タイトルマッチをやりたくてKOしたかったんですが、まだまだです。一から出直しです」と反省しきり。
しかし、萩森健一マネージャーはリング上のインタビューにて「WBOで13位に入っているので世界王座に挑戦する資格はある。8月辺りに挑戦したいと思います。WBO王者ジョセフ・パーカーに挑戦状を出します」と、世界タイトル挑戦へ向けて動くと明言。
パーカーは2014年9月、藤本にOPBF東洋太平洋ヘビー級王座決定戦の対戦オファーを出したことがあり、2015年8月には対戦予定だったが試合が見送りになったことがある。その後、2016年12月にパーカーはWBO世界ヘビー級王座に就いた。
萩森マネージャーは「本当は5月6日にパーカーとやる話があり、こちらもやるつもりだったが流れてしまった。その後に向こうからメールが来て、今年中にやることを信じているとのことなので実現すると思います。以前にも、東京へ乗り込んで2RでKOしてやると言っていましたから」と、パーカー陣営も藤本との防衛戦をやる意思があることを明かした。
「今回の試合は内容がイマイチだったかもしれないが、逆に京太郎なら安全だと思われて挑戦者に選んでくれる可能性が高まった。ポジティブに考えたい」と、パーカー陣営がラクな挑戦者だと思って指名してくれるのではないかと期待も込めての予想。
「京太郎をK-1から引っ張ってきてもう5年なので、この辺で総決算をつけない。年内に挑戦を実現させたい」と、世界タイトル挑戦へ動くと語った。
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