【TFC】所英男と渡辺一久が再び激戦!?異例のツアー化宣言
食事をしながら格闘技を観戦できる渋谷の新名所「Tokyo Fight Club」(TFC)のオープニングイベントが3月2日(金)同所で開催され、団体の垣根を超えたデモンストレーションが多数行われた。
そんな中、スペシャルマッチとしてこの日のメインイベントに組まれたのが所英男と渡辺一久の一戦。両者は2010年の大みそかに『Dynamaite!!』で対戦しており、この時は所が腕十字で一本勝ち。その後2014年にもエキシビションマッチで顔を合わせており、いずれも激闘を展開してきた。
3度目の対戦となる今回は2分3Rのグラップリングルールという渡辺には不利な形式でスタート。しかし渡辺は所が下から腕十字にくれば持ち上げて叩きつけようとし(※バスターは禁止)、タックルをガブって後方に投げるなど、これまで同様規格外のパワーを発揮し所に抑え込ませない。
金網に所を激しく押し込むなど観客を沸かせた渡辺は、インターバルに入るとマイクを持ち、「お祭りなんだから殴り合おう。男を見せろ」と所にグローブの着用を要求。しかし所はこれに応じず、グローブの渡辺vs素手の所という様相となる。
渡辺にだけ打撃が認められる形で2Rがスタートし、所は強打を浴びては大変と金網まで押し込むタックルで猛然と向かってテイクダウンを奪い、グラウンドになってもパンチを振るってくる渡辺を必死で抱え込む。
するとパンチを浴びたことで火がついたか、所も2R終了時のインターバルでグローブを着用。グラップリングマッチとして始まった試合はしかし3Rには打撃戦として続行される。力を込めたフックを振るう渡辺に対し、所はジャブで距離を取って右ストレートと左フックで応戦。渡辺はガードを下げ、体を振ってパンチをかわしながらプレッシャーを掛けるが、所のパンチを被弾する場面も見られる。
両者時間いっぱいまでパンチを振り合い終了となると、まずマイクを取った所がTFCのオープンを祝った後で、「渡辺一久さんと地方を回ります」と対戦のツアー化を宣言。これに渡辺は「いつか勝つから」と話しつつも、「地方回ろうよ」と応じて握手。激闘の中で互いを認め合っていた。
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