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【レベルス】19歳の新王者・老沼隆斗「蹴り技一発で会場を沸かせられる選手になりたい」

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2018/06/11(月)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

空手仕込みの多彩な蹴り技を得意とする老沼(右)

 6月6日(水)東京・後楽園ホールにて開催された『REBELS.56』で、REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王座に就いた老沼隆斗(19=STRUGGLE)が試合を振り返った。

 老沼は2月大会から開幕した4選手による総当たり戦の「スーパーフライ級王座決定リーグ戦」の最終戦で、同じく勝ち点4のJIRO(23=創心會)と対戦。延長戦までもつれ込む接戦の末、判定2-1の僅差で優勝を勝ち取りベルトを手にした。

「このリーグ戦で戦った中ではJIRO選手が一番強くて、お互い消耗する試合になって盛り上がったので良かったけれど、本音はKOしたかった気持ちもあります。でもなんとか王者になれたのでホッとしています」との感想。

 試合については「2Rは自分が取って、3Rは取られたと思いました。1Rがどっちについたか気になりましたが、延長Rになるとは思っていました。セコンドの会長も延長あるぞと言っていたので、集中力を切らさないようにし、2Rに右足を痛めたんですが最後だから蹴りまくってやろう、気持ちが折れないようにしようと考えていましたね。自分で蹴って右足を痛めてしまい、いきなりガクンッと動きが落ちてしまったのが延長戦になった理由です」と振り返る。

 前日の記者会見でJIROが「僕は、実は違う戦い方も出来るので、老沼君はそれを全く予想できないと思うので老沼君が対応できない技を出します」とコメントしたことで、「パンチで来ると思っていた」と予測していた。しかし、「逆にそれを意識しすぎてもらってしまいましたね」ともいう。

 首相撲ではJIROに分があると見られていたが、蓋を開けてみれば五分五分。「対策はしていましたし、ストラッグルに移籍してからはほぼ毎日、首相撲を続けてきた成果が出たと思います。いいポジションをとられなければ自分の攻め手が出るかなと思っていました」と自信があった。

師匠は90年代に打倒ムエタイの旗手として知られた鈴木秀明(右)

 現役時代、打倒ムエタイの名選手として知られた鈴木秀明会長からは「ひやひやした」と言われた。

「もっと動いて圧倒できると思っていたようです。ミット打ちでも調子がよかったので、その部分を出せなかったので悔しいですね。会長も残念な気持ちがあったと思います。いい動きは出せたんですが変に固まってしまったので50点くらいですね。満足のいく試合が出来なかったので。もっといろいろな技を試せたら、と思っています」

 今後については「やっとチャンピオンになれてスタートラインに立てたと思っています。蹴り技のキレを磨いていって、蹴り技一発で会場を沸かせられる選手になり、レベルスをもっと盛り上げていける選手になりたいです」と目標を語る。「自分とやってかみ合うような、試合が盛り上がる選手を用意してくれればバチバチにやっていきます」と意気込んだ。

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