【レベルス】梅野源治が原点回帰「今回は倒しに行く」
8月3日(金)東京・後楽園ホールで開催のムエタイ&キックボクシングイベント『REBELS.57』の前日計量&記者会見が、2日(木)都内にて12:30より行われた。
メインイベントで対戦する、WBCムエタイ世界スーパーフェザー級王者・梅野源治(29=PHOENIX)、ピエトロ・ドウリャ(31=オトマニジム・道場ドウリャ)はともに61.10kgでライト級のリミット61.23kgをクリアー。
会見に出席した梅野は「明日はクラップダムへのリベンジに向けての再出発の2戦目。負けるわけにはいかないので、いい勝ち方をして、勝ってリベンジにつなげられるような試合結果を見せられればと思います」と、2月のルンピニースタジアム認定ライト級王座決定戦でTKO負けを喫したクラップダム・ソーチョーピャッウータイ(タイ)との再戦を実現させるためにも負けられないとの意気込み。
ドウリャは「調子は絶好調です。リラックスしています。梅野はいい選手だから明日はグッドファイトをしたい。彼の試合はハイライトで見たが、いいテクニックを持っている。どういう作戦をするかはコーチ次第で自分はコンピューターのように戦う」と、セコンドの指示通りに動くという。
前日に行われた公開練習では、本来のサウスポーではなくオーソドックスに構えて動いたドウリャだが、梅野は「右でも左でもどっちでもいい。ずっとオーソドックスで戦うことはないはず。そういう選手とも今までやっていますし、本来サウスポーの選手が右に変えて僕と戦えるわけがない。必ずサウスポーに戻るので意識していません」と、全く意に介さない。
それを聞いたドウリャは「どっちで行くかはリング上で決めるよ」と不敵な笑みを浮かべた。
梅野はドウリャについて、「最近の動画がなかったから見ていません。タイ人トレーナーに2~3年前の動画を見せたんですが、もういいとすぐに見るのをやめちゃったので、僕も見なくていいかな、と思った」と、特にドウリャの研究はしていないと話す。
タイ人以外との対戦は2017年2月のワンマリオ戦以来となるが、欧米人選手特有のパワーや頑丈さについても「全く気にならない。本当に強ければタイのチャンピオンになっているはず。今までやっている相手を見ても僕の相手よりレベルが落ちる。その時点で僕のレベルには無いし、警戒するものもない。ただ、今後につなげる試合をしないといけないのでナメてはいません。相手がどうだろうと構えもとちらでもいし、自分の戦い方をしっかり出来るかどうか、今後につながるかどうか、それだけです」と、ナメてはいないがレベルが違うと言い放つ。
そして「明日は倒しに行こうと思っています。しっかりと倒して勝ちたい」とKO宣言も飛び出す。
「僕が距離をとって戦う、組んで戦うなどしてポイントを取る戦い方をすれば確実に勝てます。しかし、それをやっても今後にはつながらない。パンチ、蹴り、ヒジ、全てで圧倒します。僕は元々ファイタータイプでガンガン前へ行くから強いんですよね。最近はタイの強豪選手のカウンターを警戒して、本来のスタイルと離れた戦い方をしていたので、昔のスタイルを取り戻すきっかけにしようと考えています」と、原点回帰でファイタータイプに戻って圧倒すると宣言した。
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