【パンクラス×レベルス】UFCファイトパスで梅野源治の試合を全世界に配信
9月11日(火)都内にて記者会見が行われ、MMA(総合格闘技)団体『パンクラス』とムエタイ&キックボクシング団体『レベルス』の完全グループ化に関する詳細が発表された。
グループ化を機に、10月21日(日)と12月9日(土)に東京・新木場のスタジオコーストで開催されるパンクラスの大会で、レベルスの試合が2試合ずつ組まれるほか、2019年には『パンクラス レベルス リング』(仮称)という大会を2月17日、9月29日、12月8日の3回開催。
この大会はケージ(金網で囲まれた試合場)ではなくリングをスタジオコーストに設置し、レベルスのキックボクシング&ムエタイルールの試合が行われるもの(MMAは無し)。パンクラスの試合を放映しているTOKYO MXとUFC FIGHT PASS(UFCの有料ネット動画配信サービス=178の国と地域で見られる)で生中継されることになる。
その第一弾となる2月大会のメインイベントに、元ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者・梅野源治(29=PHOENIX)の出場が決まった。
会見に出席した梅野は「2月にメインを務めさせていだだくことになりました。いい形で大会を盛り上げて、2つの団体が協力態勢をした大会を盛り上げることが出来る存在になれたらと考えています」とあいさつ。
新大会については「今後レベルスさんとパンクラスさんが協力して大会を開いていくことで新しい試みにもなりますし、面白くなっていくと思います。MMAとムエタイのトップ選手が同じ大会に出るとか。あまり枠に捉われない試みが格闘技業界に新しいファン層を増やして盛り上がっていく大会になっていくと思います。僕はその中でムエタイルールで盛り上げたい」と、新しいファン層を増やしていきたいと意気込んだ。
酒井正和パンクラス代表は「素晴らしい選手です。試合を数回見ています。2月は梅野祭りじゃないですけれど、それくらいジャックしてもらってもいい。それくらい惚れ込んでいます。もっともっと輝いていい選手。梅野選手はやり遂げる男なので、そこに私たちが協力していろいろなことをやっていきたいと思います」と梅野を評した。
9月大会と12月大会では、「他団体との対抗戦あるいはトーナメントをやる予定です。他団体さんに選手を貸りて、その団体に戻った時にはハクが付いていかないといけないので、選手が輝くイベント作りを考えています」と酒井代表。
また、山口元気レベルス代表は「選手がやりたいと思わないと強制は出来ませんが、オープンフィンガーグローブ(MMA用のグローブ)でのムエタイルールはタイでもやっているので、実験的にやるのはありかなと思っています。首相撲を使いやすいですし、ヒジも当てやすいので」と、オープンフィンガーグローブ着用でのムエタイ&キックボクシングルールの試合も視野に入れているとした。
それについて梅野は「特別やりたい気持ちはありませんが、目標としている夢があるのでその夢をかなえたうえで、状況が合えばやってもいいのかなというのが頭の片隅にはあります。チャンスがあれば僕は出来る限り協力していくつもりです」と、ゆくゆくはオープンフィンガーグローブ着用ムエタイルールをやる可能性もあると話した。
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