【レベルス】梅野源治が計量クリアー「今回も前へ出てKOを狙って戦う」
10月8日(月・祝)東京・後楽園ホールにて開催される『REBELS.58』の前日計量&記者会見が、7日(日)都内にて12:30より行われた。
セミファイナルに出場する、ルンピニースタジアム認定ライト級4位・梅野源治(29=PHOENIX)は下着を脱いでリミットちょうどの61.20kgで計量をクリアー。しかし、対戦相手の元ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者で現WMCライト級5位のギャットペット・ピークマーイレストラン(タイ)は62.15kgで約1kgのオーバー。
これまで何度も対戦相手の体重オーバーがあった梅野だが、「見た目の印象は体重を落としてなさそうな身体しているなあ、と思いました。あと、サウナスーツを持ってきていなかったので落とす気あるのかな、と。タイ人らしいですね。でも(再計量まで)2時間あれば普通に考えれば落とせると思う。落ちれば問題はない。ちゃんと落としてくると思っていますし、2時間経ってないので怒りも何も無いです」と冷静にコメント。
対戦相手の印象を聞かれると「基本的にはフィームー(ムエタイでテクニシャンタイプのこと)で、距離を取って戦うタイプなので、ジャブと左ミドルで距離を作ってくるでしょう。僕がパンチで前へ出て来るところに縦ヒジを合わせてくるはずだし、僕のパンチがさばけそうになければ組みに来るはず。明日はそうしてくるはずなので、それをさせない練習をしてきました。全ての距離で勝てるように対策は練ってきました。相手のやることは分かっています。練習の成果が出せれば良い結果につながると思います」と分析済みで、相手の手の内は知り尽くしているようだ。
8月の試合では以前の荒々しさを取り戻すべく、あえてケンカ殺法で試合をしたが、「ケンカではなく試合なので、考えながら練習してきたことを出しながら、前回同様に前へ行く気持ちを忘れない戦いをします。僕はファイタースタイル。前へ出て戦って勝ってきたので、今回の相手に距離をとって戦っても攻略するのは難しい。前へ出て今回もKOを狙って戦いたいと思います」と、頭は冷静にして前へ出て戦い、今回もKOで勝ちたいとした。
そして「しっかり勝って、来年、僕の目標であり夢であるルンピニースタジアムのタイトルマッチにつなげられるようないい結果を出して、自分自身もお客さんも『こいつならいける』という確信を持ってもらえる内容を見てもらいたいと思います」と、日本人初のムエタイ最高峰ルンピニースタジアム王座奪取への弾みをつけたいと語った。
一方、ギャットペットは約1時間後に会場へ再び姿を現し、再計量を62.15kgでクリアー。「計量前にホテルで体重を計ったらあと500グラムくらいだったので、歩いて来るまでに落ちると思っていた」と、最初の計量をオーバーした理由を説明。
梅野のことは「名前を聞いたことがあるくらい。試合を見たこともない」と言い、「得意技はヒジと蹴りです。ムエタイの伝統的な戦いを見せたいと思います。もちろん前に出て攻めます」と意気込んだ。
なお、今回が初来日だと思われていたが、3年前に一度来日し、判定勝ちしていることも明かした。その後、ラジャダムナンの王者になったという。
●編集部オススメ
・梅野源治の相手は元ラジャダムナン王者のムエタイ・ブルドーザー
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