【レベルス】王者・スアレックと対戦の宮越慶二郎、ONE出場見据え「爆発的な試合する」
12月5日(水)に開催される『REBELS.59』(東京・後楽園ホール)のメインに出場するWBCムエタイ・インターナショナル・ライト級王者の宮越慶二郎(28=拳粋会)。
相手は第4代REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者スアレック・ルークカムイ(32=タイ)。
宮越はNJKF所属で、ニンジャ・フットワークと言われる独特なステップと手数を武器に、国内ライト級トップクラスに君臨。しかし最近はTKOでの2連敗などスランプ中。再起をかけた今年2月のKNOCK OUTでは、7連勝中の重森陽太と激闘、ドロー結果となった。
対するスアレックは日本を主戦場にし、パンチ&ローキックのアグレッシブなファイトスタイルから“超攻撃型ムエタイ”と呼ばれる。
宮越は「最近はあまり勝てていなくて苦しい状況ではありますけど、ここを乗り越えて、もっと上を目指したい。そう考えていた時に、いいタイミングで、いい相手と決まりました」と王者との対戦を喜ぶ。
さらに「スアレック選手は強いし、勢いもありますし、特に今回はムエタイルールですから。タイ人選手は元々ムエタイが本業。ヒジありのルールの方が得意だし、強さを見せられますよね」と、タイ人の強さを認めながらも「だからこそ、本当に楽しみなんです。僕もヒジありでずっとやってきたんで自信はありますよ。1,2Rをしっかりと様子を見れば、後半は自分のペースでいけると思ってます」とムエタイ勝負は望むところだ。
「スアレック選手は、圧力が相当あると思います。だけど、僕は兄とのスパーで『圧力』の対処方法はよく知っていますからね」と兄であり、70㎏級の日本人キックボクサーの中でも屈指のパワーを誇った、WBCムエタイ・インターナショナル・スーパーウェルター級・宮越宗一郎とのスパーリング経験が生きるという。
「スアレック選手は3R用のスタミナだと思いますし、あれだけ強く打ってきたら後半は持たないですよ。僕は尻上がりですから、後半勝負でいけると思っています」と、後半スタミナ勝負で攻略する。
華やかな舞台を望む宮越は「僕の”ニンジャ(フットワーク)”も、元々は世界で活躍するために考えたこと。来年はONEにも出てみたいですし、もっと世界の舞台で活躍したり、地上波放送にも出たいです。そのためにも、スアレック戦は大事ですし、メインらしい、爆発的な試合を見せたいですね」と、世界へ羽ばたくためにも大事な一戦と意気込んだ。
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