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【レベルス】ロッタンと渡り合った丹羽圭介、潘隆成は「迷いがある」と喝破

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2018/12/04(火)UP

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RISEで活躍してきた丹羽が、REBELSのベルト獲りに向け発進

 12月5日(水)東京・後楽園ホールにて開催の『REBELS.59』に出場する元RISEライト級1位・丹羽圭介(35=にわ・けいすけ/TEAM KSK)。
 丹羽は元WPMF日本スーパーライト級王者・潘隆成(25=ぱん・りゅうそん/クロスポイント吉祥寺)と対戦する。

 REBELS出場は2回目の丹羽。10月の初参戦時にはMuayThaiOpenスーパーライト級王者・橋本悟と打ち合いで渡り合い、撃破している。

「潘選手はテクニシャンなので上手いなって思うんですけれど、以上です。上手い、以上」と笑う丹羽。「試合を見てても、迷っているというか。迷ったらリングに迷いの悪魔が降り立つんです。僕は向こうの土俵でテクニックで勝負してもいいし、それを突き抜けてる感じで倒しにもいけます」と、相手の潘を”迷いがある”と喝破。

打ち合いで相手の顔面にヒットさせる丹羽

 そんな”上から口調”の裏には、丹羽自身の強烈な体験がある。昨年5月に中国で、今年6月の那須川天心との激闘で一躍日本でも有名になった、あのロッタン・ジットムアンノンと拳を交えているのだ(3R判定負け)。

「センチャイ会長(ルンピニージャパン代表)に『ローキックの出来ない、首相撲の上手くないタイ人と決まったから、勝って帰ろうよ』と言われて『分かりました』って。そんなに映像を見たりもせずに、中国に行ったんです」と、特に気負わずに受けた試合だった。

那須川(右)をあと一歩まで追い込んだロッタン。丹羽も以前中国で対戦していた

「試合前、ゲートの横で待機してたら、僕は集中しているのに、ロッタンがめっちゃケツとか触ってきてふざけてるんですよ。こっちは真剣に試合しに来てるのになんだ、と思ってリングに上がったら、さっきまで隣で遊んでいたガキはいなくて、目を光らせた『野生の黒ヒョウ』がいたんです。もう人間じゃないというか、試合が始まったら『ヤバい、殺される』と思いました。試合して『強いな』と思ったことはありましたけれど『殺される』とまで思ったのはロッタンだけです」と、”怪物”と渡り合った経験を振り返る。

「でもロッタンとやってよかったです。人間じゃない、野生の黒ヒョウと戦ったので、これからどんな相手が来ようと同じ人間ですからね」と余裕が生まれたようだ。

REBELS次期エースと目される潘(左)。サッカー仕込みの蹴りを得意とする

 今回の試合は「しっかりと『俺がREBELSの63kgを引っ張っていく』と示す、大事な試合だと思っています。(潘は)それに値する強くて上手いファイターだと思うし、そういう選手を超えていかないと先はないと思っているので」と、大事な一戦だと語る。

「僕は、REBELSのテッペン(ベルト)を取るためにやっています。微妙な試合をしても仕方ないので、誰が見ても分かりやすい戦いをしていきます」と、盛り上がる試合でのし上がって行くと意気込んだ。

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