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【RIZIN】米武者修行で自信ついた浅倉カンナ、浜崎朱加には「全力出せば勝てる」

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2018/12/18(火)UP

アメリカで更に自信をつけた浅倉カンナ

 12月31日(月)さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN.14』で、元Invictaアトム級王者・浜崎朱加(36=AACC)を相手にRIZIN女子スーパーアトム級(-49.0kg)タイトルマッチ(王座決定戦)に臨むRIZIN女子スーパーアトム級トーナメント優勝者・浅倉カンナ(20=パラエストラ松戸)が18日(火)千葉県内で公開練習を行った。

 グラップリング(組み技)のスパーリングを行った浅倉は、得意のタックルで鋭く滑らかにテイクダウンを奪う。サウスポーである対戦相手・浜崎と同じく左構えのスパーリングパートナーを相手に、様々なパターンの攻めを披露した。

片足タックルからテイクダウンしようとする浅倉

 11月前半の約2週間、アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴの10thプラネットアカデミーで武者修行を行った浅倉。コーチの家にホームステイし、UFC・ベラトールの強豪女子選手らと手を合わせてきた。

 浅倉は「凄くいい練習が出来て、今まで知らなかった世界を見てきた感じ。リズ(・カムーシェ=UFCランカー)とも一緒に練習してもらいました」と充実した日々を振り返る。「階級が上なこともあり、今までになかった実力差を感じて、こんなに向かい合って怖い人がいるんだって初めて思いました。ボコボコにはされたんですけど、やられて、あの練習を乗り越えて自信つきました」と、世界トップの選手らとの練習を乗り越えて一皮むけたようだ。

米国武者修行で一皮剥けた浅倉

「アメリカでの練習はフィジカルの差を凄く感じました。そこは強化していかなきゃいけない」と課題も見つかったようだが「自分の得意なテイクダウンは使えることは出来たので、そこは自信持って日本に帰っても練習しています」と、世界レベルでも通用した得意技に自信を深める。

 対戦相手・浜崎は日本人女子最強との呼び声も高い関節技の名手。9月大会ではDEEP JEWELSアトム級王者・黒部三奈に1R4分45秒、アームロックで圧勝した。

 RIZINの最強女子決定戦とも言われる今回の対戦を浅倉は「凄く厳しい戦いにはなると思うんで、最終的には気持ちで負けなければいけるかなと思ってます」と最後は心の勝負になるという。「今回は本当に自分の実力すべて出し切れれば勝てると思うんで、本当にその練習ですね。すべてを出し切りたい」と、全力を出しつくす練習をこころがけている。

 11月29日の記者会見では、かつて2度戦い退けたシュートボクシング世界女子フライ級王者RENAが「9割は浜崎選手が勝つと思っています」と浅倉の目の前で発言。それに対しては「まあ、そういう意見もあると思うんで そんなに気にせずに自分のやれることをやればいいと思う」とあえて気にしないことに。
「ちょっと『んっ?』とはきましたけど RENAさんにはもう2回勝ってるんで次の浜崎さんを見てやってます」とRENA自体を今は意識していないと語った。

 自分自身の試合予想は「正直試合が決まるか決まらないかの時には『勝てるかな…』っていうのはずっとあって。でも試合が決まって練習していくうちに、自分ならやれるんじゃないかなという思いもだんだん強くなりました。今は勝つための練習をやっているので 自信はけっこうついてきました」と語った。

 また「初詣には去年は行っていないんです。今回は一夜明け会見も無いし、元旦は勝ってお参りしたいですね」と、勝利して2019年を迎えたいと語った。

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