【レベルス】日菜太、現役ラジャ王者との防衛戦は「KOを狙って倒しに行く」
2月17日(日)東京・新木場のスタジオコーストにて開催される『PANCRASE REBELS RING.1』の記者会見が、1月23日(水)都内にて行われた。
現役ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王者シップムーン・シットシェフブンタム(23=タイ)を挑戦者に迎え、3度目の防衛戦を行うREBELS 70kg王者・日菜太(32=クロスポイント吉祥寺)が会見に出席。
「相手は上手いから逃げられないために、僕に最初に教えてくれたタイ人コーチのターちゃん(パヤックレック)に1カ月間だけ専属で教えてもらっています。相手は何でも出来るから厳しい戦いになると言われているので、苦しい2019年初戦になると思う」と、日菜太が絶大な信頼を置くタイ人コーチを招いて特訓しているという。
そのコーチも強敵と認めるシップムーンに勝ち、「しっかり勝ちを重ねて自分がやりたい選手と、こいつとやりたいと言えばやれるような位置にもう一度行きたいと思っています」と、再び自分の価値を高めるつもりだ。
シップムーンについては「上手いですね。前蹴りも出来るし左右ローも蹴って来るし、左のカウンターもある。逃げながら攻撃して来るのが上手い。僕が追って、相手が上手く下がりながらカウンターを狙って来る可能性が凄く高い」と評するが、「簡単な相手じゃないですが、それは重々承知。3Rでお互い前に出ない試合になるとつまらないので、僕は前へ出てKOを狙いにいきたい」と上手い相手にKOで勝つと宣言。
「相手は下がりながら蹴るタイプ。サウスポー同士なので左は蹴りづらいですが、自分の良さを出していきたい。どういう戦いになるか分かりませんが、ミドルをお互い蹴り合うよりもダメージを確実に与えに行きたいのでパンチも当てたいですね。テクニカルな試合をしようとは思っていません。前に出て勝ちにいく試合、倒しに行く試合をしたい。明確にポイントを取る試合をします。下がらず、手数を出して倒しに行く。ここ最近、はっきりとした勝ち方やKOで勝ってないので、KOするかダウンをとるかで誰が見ても勝ったと言われる勝負をしたい」と明確な差をつけて勝ちたいと意気込む。
今回の大会は第1部の「DAY」が午前11:15から、第2部の「NIGHT」が午後17:30から開始されるが、「NIGHT」の部は第1試合開始の17:30からTOKYO MXにて完全生中継されることが酒井正和パンクラス代表より発表となった。
メインを務める日菜太は「レベルスとして初めて地上波のTOKYO MXで生中継なので、今後も放送してもらえるように、しっかりといい形にしたい。いま格闘技の波が来ていると思うので、さらに盛り上がるようにしっかり結果を残していきたい。そのためにも結果に重点を置きたいと思います」と、テレビで試合を見る人たちにもインパクトを残したいとする。
そして「勝ってメインを飾って、次戦も早くやりたい。僕は試合数を重ねているけれど、トップ戦線でやっていかないと現役を続ける意味が無いと思っています。ラストが2019年中なのか2010年になるか分からないけれど、辞める詐欺みたいになっていますが、悔いなくやり切って一番いい形でやめたい。そこまで走っていきたいです」と、完全燃焼したいと語った。
また、今大会からREBELS-MUAYTHAIスーパーウェルター級(69.85kg)王座決定リーグ戦が開幕するが、「70kgで凄いヤツらが出てこないと、65kgか67.5kgに行くしか道がなくなる。俺を倒せるヤツが早く出て来い、と思う。そういう日本人と最後にやって、もちろん勝ちに行きますが、最後にバトンタッチしてやめたいというのがあります。70kgで世界を目指したいというヤツが出て来て欲しいと思います」と、かつて花形階級であった70kg級の火を消したくないとも話した。
なお、これまでREBELSタイトルマッチは3分5Rで行われてきたが、今回より3分3R延長1Rに変更となった。
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