【KNOCK OUT】小林愛三、初黒星をつけられたイリアーナに「5倍以上に返してやる」
4月29日(月・祝)東京・ベルサール高田馬場で開催される『KNOCK OUT 2019 SPRING「THE FUTURE IS IN THE RING」』でMuayThaiOpen女子フライ級王者・小林愛三(22=こばやし・まなぞう/NEXTLEVEL渋谷ジム)がプロ唯一の黒星をつけられたWBCムエタイ女子フライ級王者イリアーナ・ヴァレンティーノ(30=イタリア)と再戦する。
両者は、昨年7月に行われた「SHOOT BOXING Girls S-cup ~48㎏世界トーナメント2018~」の1回戦で対戦。イリアーナのカウンターのバックハンドブローでダウンを喫した小林は、判定で敗北。イリアーナはその勢いのままトーナメント優勝した。
小林は「キャリア初のダウンを奪われた上に初黒星を付けてくれた相手なので、無茶苦茶気合いが入ってます」と闘志をむき出しにする。
イリアーナの印象については「手足が長くてとにかくガンガン来てフィジカルが強い印象があります。あと、ヘアスタイル(※バズカット/坊主頭)が奇抜でした」と微笑みつつも「世界トップレベルの力を感じましたし、身体付きが違って、戦う身体というのはこういう身体なんだなと考えさせられました」とフィジカルの強さを振り返る。
また「一発一発の攻撃の重みも今までに対戦した相手とは違いましたね。気迫のこもった倒しに来る攻撃をしてきます。絡めてくるようなフックを何発もめちゃくちゃピンポイントで当ててきて、左バックハンドブローでダウンを取られる前にそれが効いていました」と攻撃力も段違いだったと語る。
9ヶ月ぶりの再戦となるが「自分の中では、1年後に SHOOT BOXING Girls S-cupでリベンジしたい想いはありましたが、先にKNOCK OUTさんでチャンスをいただけました。イリアーナに負けている二人(=MIO、MISAKI)よりも、先に倒してリベンジしたいと思ってます」と、昨年S-cupでイリアーナに敗れたシュートボクシングの2人より先を行きたいという。
今回はS-cupとは違い、ヒジありのルールだが「ヒジの距離で、いつも以上に打ち込み強化しています。向こうはWBCムエタイのベルトを持っていてヒジありルールも経験あるので、もし振ってきたら5倍以上に返してやります」と得意のヒジで返り討ちにする。
最後に「以前よりもKNOCK OUT女子エースとしての自覚は出てきました。今大会のポスターにもありますが、“臆病に勝ちを拾うな。勇敢に KO を狙え”のメッセージは自分にピッタリの言葉なので気合いを入れて頑張ります」とKNOCK OUTを背負って強敵にリベンジすると意気込んだ。
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