【ONE】鹿児島の不良だった若松佑弥、元UFC王者に「勝って、成り上がります」
3月31日(日)東京・両国国技館で日本初上陸を果たす、シンガポールを拠点としてアジア最大規模の活動を展開しているMMAプロモーション『ONE Championship』。
その初の日本大会『ONE:A NEW ERA IN TOKYO』で行われる、ONEフライ級(−61.2キロ)ワールドGPの1回戦に出場する、元パンクラス1位・若松佑弥(23=TRIBE TOKYO M.M.A)の試合直前コメントが主催者を通じて届いた。
若松は、元UFC世界フライ級王者・デメトリアス・ジョンソン(32=アメリカ)と対戦する。
若松はパンクラスで活躍し、パンクラス・フライ級王座の獲得はならなかったが9勝1敗の戦績を残した。パンクラス9勝のうち8つがKO勝利というストライカーだ。
相手のジョンソンはUFC世界フライ級王者として歴代最多の11度防衛を記録し、27勝3敗の戦績を持つトップ中のトップ。堀口恭司にも試合終了1秒前に、腕ひしぎ十字固めで一本勝ちしている。
”フライ級最強”とも言われるジョンソンについて若松は「12回も世界王者に輝いたことは本当にすごいこと。だけど、彼だって人間だし、パンチが当たれば倒れるはず」と、得意の打撃に賭ける。
続けて「パンチが命中すれば絶対にKOを取れると思う。他の選手は、なんでデメトリアス・ジョンソンの相手が若松なんだよって思っているかもしれない。だけど、番狂わせを起こすなら俺しかない。勝ってみせます」と、KOで超大物に勝利すると豪語する。
鹿児島県薩摩川内市で生まれ、やんちゃな不良少年時代を過ごしたという若松。ONEのプロモーションビデオでは「あっち(鹿児島)にいたら絶対に刑務所の中」と語っている。
若松は「俺は、鹿児島で生まれて今まで鳶職をしたりしてきましたが、特別なことは何もしていません。まだタイトルも獲ったことないし。だけど、そんな自分がデメトリアス・ジョンソンに勝つことに意味があると思っています。この試合は、ビッグチャンス。そして、自分のための試合だと思う。俺は勝って、成り上がります」と、勝って”まだ何もない人生”を変える。
「日本の格闘技が強いということをもう一度証明してみせる。これは、人生最大のチャンスだと思うし、ベストを尽くして闘うだけです」と好機をものにし、MMAドリームを掴みに行く。
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