【ボクシング】小西伶弥が世界再挑戦「今が一番強い、今度こそ」
神戸の名門ボクシングジムの真正ジムが28日、神戸市内のホテルで記者会見を行い、WBOアジアパシフィック・ライトフライ級王者の小西伶弥(25=真正)が5月19日(日)、神戸市内のポートピアホテルでIBF世界ライトフライ級王者のフェリックス・アルバラード(30=ニカラグア)に挑戦することが発表された。
アルバラードは36戦34勝(30KO)2敗でKO率83%の強打者。2013年の大みそかにWBAライトフライ級王者井岡一翔と対戦し判定負け、続くWBAフライ級王者ファン・カルロス・レべコにも判定負けを喫したが、その後16連勝(13KO)中だ。
小西伶弥はフルコンタクト空手の選手で活躍していたが高校2年の夏からボクシング一本に。2013年のプロデビューから無敗のまま昨年3月にWBA世界ライトフライ級王者のカルロス・カニサレスに挑んだが惜しくも判定負け。その後WBOアジアパシフィックライトフライ級王座を獲得し再び世界王座に挑む。
小西は「2度目のチャンス、前回負けた時から自分に足りないものを試行錯誤してきました。まだまだ自分の理想のボクシングではないですが、今が一番強いと思っています。必ず今度こそはタイトルを獲ります」と拳を握った。
また世界戦初戦は、4月27日(日)には大阪市のエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第2競技場)でWBO女子アジアパシフィックミニマム級王者の佐伯霞(22=真正)が世界初挑戦。WBO世界ミニマム級王座決定戦でメキシコのエリザベス・ロペスと拳を交える。
また同日に前WBO世界女子ミニマム級王者の多田悦子(37=真正)は日本女子プロボクシング初の4団体制覇を目指し、WBC世界女子ミニマム級挑戦者決定戦に臨む。
「2019年春の陣2大世界戦」と題し4月27日と5月19日の世界戦を発表した真正ジムの山下正人会長は「今は関西で世界戦をするのはうちのジムだけになってしまいました。ここでしっかり関西の火をつないで、世界戦で勝利して、先に繋げていきたい」と意気込んだ。「3選手には泥臭くても良いので勝ちに徹してほしい」と期待した。
(取材・写真/植田洋介)
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