【RIZIN】朝倉海「間違いなく損をさせない試合を見せることを約束します」
4月21日(日)神奈川・横浜アリーナにて開催の『RIZIN.15』に出場する、朝倉未来(26=トライフォース赤坂)と朝倉海(25=トライフォース赤坂)の朝倉兄弟が4日(木)都内所属ジムにて公開練習を行った。
弟の海は前田日明プロデュースの地下格闘技大会『ジ・アウトサイダー』で活躍。2017年末からRIZINに参戦し、才賀紀左衛門、マネル・ケイプ、トップノイ・タイガームエタイ、ムン・ジェフンに勝利してRIZINで負けなしの4連勝中。
今回対戦するジャスティン・スコッギンス(27=アメリカ)は、16歳でキックボクシングのアマチュア世界王者となり、16歳でMMA(総合格闘技)のキャリアをアマチュアからスタート、ノースカロライナ州アマチュア王者に輝き、2012年に19歳でプロデビュー。無傷の7連勝で『UFC』との契約をもぎ取った。UFCでは9戦して4勝5敗。昨年の大みそかRIZINに初参戦したが、元谷友貴に一本負けを喫して日本デビューは黒星に終わっている。
当初、海は佐々木憂流迦(29=Serra Longo Fight Team)との対戦が決まっていたが、佐々木が内臓疾患によりドクターストップ。スコッギンスに対戦相手が変更となった。
「変更を聞いたのは1週間くらい前でした。正直、楽しみにしていたので残念ですが、代わりに用意された相手の映像を見たらストライカーで強い選手なので、自分ではもっと強敵になったと逆にモチベーションが上がりました。自分はグラップラー(組み技系の選手)の方がやりやすいので、スコッギンスは打撃が強くて腰も強いのでやりづらい相手だと思いました」と、相手にとって不足はない。
「試合映像はほとんど見ました。対策も出来ています。打撃が変則的で遠い距離で戦い、変則的な蹴りを多用してくる。テイクダウンディフェンスも上手い。でも、寝技はたいしたことない」と評価し、「その変則的な打撃に合わせる攻撃、外す練習はしています。元谷戦を見ると寝技が苦手な選手。打撃も詰められると弱いかな。僕は近い距離で勝負したい、危険なゾーンに入って打ち合いをしたいですね」と、接近戦を予告。
「相手は9戦くらいUFCでやっている選手なので、そこでもKO勝ちしているし、打撃でいえばトップレベル。勝つことによって自分の実力を証明できるチャンスです。打撃でのKOを狙っていくけれど、展開によっては寝技での一本も狙います。全部の引き出しを使って仕留めたい」と、必勝を誓う。
兄の未来も「僕は(スコッギンスは)強くないと思った。ぶっちゃけ、そんなに差があるとは思っていない。UFCにも俺たちより弱いヤツがたくさんいる。弟の方が打撃も強い。普通に勝てると思う」と、海の勝利に太鼓判を押す。
また、格闘技界が盛り上がってきているという話になると、「(地上波で)放送してもらえるようになって、格闘技が盛り上がってきているのが嬉しい。僕は有名になりたいし、盛り上げるために盛り上がる試合をするし、間違いなく損をさせない試合を見せることを約束します」と、さらに盛り上げたいと意欲を燃やした。
兄の未来が「プライベートで(ファンに)話しかけられるのは嫌だ」と言うと、海は「僕は全然嬉しいですよ」と笑う場面も。
3月31日に開催された『ONE Championship』の初日本大会が盛り上がったことについては、「格闘技が盛り上がるのが嬉しい。僕も観に行ったし、いいイベントでした」との感想を述べたが、「試合内容では負けたくないですね」と、さらに盛り上がる試合をすると話した。
●編集部オススメ
・佐々木憂流迦がドクターストップ、朝倉海の相手は元UFCファイターに変更
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