【シュートボクシング】団体背負う海人、チャド・コリンズ戦で出るか必殺延髄斬り
4月27日(土)東京・後楽園ホールにて開催される『SHOOT BOXING2019 act2』のメインイベントに出場するS-cup2018世界王者・海人(21=TEAM F.O.D)。
シュートボクシング(以下SB)のエースが迎え撃つ相手は、WKA豪州スーパーライト級王者チャド・コリンズ(23=オーストラリア/SITSONGPEENONG PHUKET)だ。
コリンズはムエタイを主戦場としているタイ在住のオーストラリア人。ムエタイの殿堂ラジャダムナンスタジアムで2015年MVPに輝いたセクサン、元ルンピニースタジアム認定ライト級王者パコーン、ラジャダムナンスタジアム認定ウェルター級王者サックモンコンなどの世界トップクラスの選手にも勝利している超強豪だ。
今年2月の『KNOCK OUT』に初来日し、KNOCK OUT初代スーパーライト級王者・不可思から右ヒジでダウンを奪い判定勝ちを収めている。
海人はコリンズの試合を以前に観ており「2年前ぐらいにタイ修行に行った時にラジャダムナンスタジアムに観戦に行ったら、ちょうどチャドが試合をしていて。強い選手がいるな~とその日一番印象的な選手だったんです。階級も近かったので、ああいう強い選手と試合をやれたらいいなと思って観ていました。それから今年2月のKNOCK OUTで不可思選手とやった映像を見て、あの時にラジャダムナンで見た選手だと気が付きました」と強く印象に残っていた選手だと語る。
今回の試合に向け練習は「打撃ならヒジ、ヒザ、パンチ、蹴りとどの技でも倒せるように磨いています。これまでと変わらず、ボクシングジムに出稽古にも行っていて、パンチ技術も上がってきています。チャドより僕の方がパンチの技術は上回っていると思うのでジャブなども活かしていきます。ヒジのバリエーションも増えているのでカウンターのヒジも狙っていきます」と蹴り、パンチ、ヒジとどの技にも自信が持てる仕上がりだ。
タイでは”外国人最強ムエタイ戦士”とも言われているコリンズだが、海人は「自分の中では自分が負けた相手が強いので、チャドに今回しっかり勝てば過去最強の相手ではなくなるのでそれを証明します。ここでキッチリ勝つことが二人(ザカリアとチャムアトーン)への再戦の道に繋がるはずなので。今狙うのは二人へのリベンジのみです」と相手の前評判には左右されない。
去る3月10日にはRISEとK-1の興行があり、その翌日にSNSで「SBもっと盛り上げる。俺なら出来る。やる。」と意識するようなことをつぶやいていた海人。「僕がもっと頑張ってSBを一番面白くて盛り上がっている団体にしていきたいと思っています。僕はメインを任せられたらメインイベンターらしく締めないといけません。SBは他の立ち技競技にはない面白さがあるのでそれを伝えられるような試合をしていかないといけないとも思ってます」とSBを背負う覚悟だ。
RISEのメインでは那須川天心がマットに手を付いた状態でのハイキックを出し、KO勝ち。海人も2014年9月、当時ライト級1位・玉川和輝とのランキング戦で、蹴り足をキャッチされて延髄蹴りをクリーンヒットさせてぐらつかせそのまま勝利に繋げたことがある。
「あの技は狙ったものではなく、咄嗟に出そうと思って出した技でした。特に変則的な攻撃で倒そうとは思いませんが、出来る技は色々あるのでチャンスがあれば狙っていきたいと思います。ムエタイの選手は蹴り足をキャッチする癖があるので、あの技も出せると思いますし今度のチャド戦でも期待していて下さい」と、蹴り技のインパクトでも他団体に負けない試合をすると宣言した。
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