【RIZIN】KO勝利のプロハースカ「成果出た」モーは引退宣言
4月21日(日)神奈川・横浜アリーナにおいて開催された「RIZIN.15」のメインイベントでライトヘビー級の初代王座決定戦が行われ、キング・モー(38=アメリカ/RIZIN2015年ヘビー級グランプリ優勝)に見事リベンジを果たし新王座に就いたイリー・プロハースカ(26=チェコ共和国)が試合後の会見で喜びを語った。
前回の対戦は2015年のRIZINヘビー級グランプリ。プロハースカは爆発力のある打撃を武器に1回戦で石井慧をKO勝利すると2回戦ではヒョードルの秘蔵っ子と言われたワジム・ネムコフを戦意喪失に追い込みTKO勝利。しかし決勝ではモーの前に苦杯を舐めた。
会見でプロハースカは「まず最初に、3年前に負けた相手と対戦出来て光栄で嬉しかった。3年間、彼に勝ちたいという気持ちで練習していた。今日の結果がその成果だと思う」と喜びを語り、「3年前との違いは、きちんとした戦略を持って臨んだということ。モーの試合運びや技術を考え、自分がどんなフィニッシュをしたいのかイメージを持つことを大切にした。3年前は焦ってしまい、相手のことを考えていなかった」と勝因を分析した。
一方、敗れたモーは年内での引退を発表。それについて聞かれると「彼はキャリアもあるし、ボクシングも、戦略も優れている。しかし今回対戦していて自分の方がスピードでもパワーでも上回っていると思った。引退は理解できる決断だと思う」と語った。
モーはレスリングをバックボーンに戦極で活躍するとその後、海外のストライクフォースでは世界ライトヘビー級王座を獲得、Bellatorなどの団体でも実績を積み、2015年の『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015』ヘビー級世界トーナメント優勝を果たした。
●編集部オススメ
・プロハースカがリベンジTKO勝利、念願の新王者に=4.21RIZIN
・キング・モーがプロハースカにKO勝利で初代世界ヘビー級王座に就く=2015年の対戦
・初代王座を争うキング・モー「一方的に勝つ」プロハースカ「同じ過ちを繰り返さない」
・プロハースカがまたも逆転TKO勝利で激闘制す=2018年大晦日
・堀口恭司が圧巻1RKO、試合後にコールドウェルとのタイトルマッチ発表
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!