【シュートボクシング】2年間KO勝ちがないMIOがパンチ強化策「KO勝ち癖をつける」
4月27日(土)東京・後楽園ホールにて開催の『SHOOT BOXING 2019 act.2』に出場するMIO(24=シーザージム)のコメントが主催者を通じて届いた。
MIOは2月のシリーズ開幕戦で、J-GIRLSミニフライ級王者・寺山日葵に僅差の判定勝ちを収めたが、納得いかない内容だったようで「寺山選手は想像していた通り強くて、TEPPEN GYM所属ということで勢いも感じました。試合中に聞こえてくるセコンドの(那須川)天心君の声が的確すぎて、これからも怖い存在になるなと思いましたね。実際、寺山選手とは実力差はそこまでなかったですし、勝ったか負けたかもわからない試合内容になってしまいました。次やるときはしっかり勝ちたいと思います」。
那須川のアドバイスについて、「私が行こうとしていたタイミングを読まれていて、ここから来るぞ! と言われたんです。ここで行かないと負けるわ~と思った時にもそう言われて、めちゃ心読まれてる!と思いましたね。さすがですよね」と、その的確さを振り返った。
さて、今回の対戦相手はプロ7戦目となるTOMOMI(グラップリングシュートボクサーズ)。次が42戦目となるMIOとはキャリアの差があるが、現在3連勝中と勢いに乗っている。
「Union(朱里)、MISAKIと同じジムなので私のことを何でもわかっているでしょう。完璧に対策を練ってくると思うのでそこは警戒しています」とMIO。
前回の那須川に心を読まれていた寺山戦を含めこの2年間KO勝ちができていないMIO。今回の試合でシュートボクシングから与えられたテーマは「完全にKOしろということでしょうね(笑)。ここ最近、私はKOすると言いつつ実行できていないことで自信をなくしているので、KO勝ち癖をつけるきっかけにしたいです」と考えているという。
判定勝ちが多いからかモチベーションを保つ努力もしているというMIO、こういう辛い時期をRENAも乗り越えていると励みにする。練習では今まで以上にパンチを強化。「最近はシーザージムに来ているトレーナーさんにパンチのフォーム、距離感を修正してもらっていて、今まで以上にパンチを強化しています。今までは力に頼りすぎていましたし、近い距離でしか届かないパンチしか打てなかったために、その距離に入るまでパンチが出せない状態でした。そのせいで手数が凄く減っていたのですが、今では遠い距離でもしっかり打てる練習をしています。あと私はパンチを打つときに踏み込むので構えた時に足を広げがちなんですけど、それだと蹴りを出しにくいのでそれも徹底的に修正しています。自分はこんなにもフォームが崩れてきて、いつの間にか自分流に変わっていたんだなと思いましたね」と、自身でも進化を感じているようだ。
MIOは2017年4月のヴィッキー・タン戦以来のKO勝ちを果たすことができるのか。
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