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【シュートボクシング】小笠原瑛作、初のSBルールに「絞め技も狙っていく」

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2019/04/24(水)UP

REBELSの副将戦に挑む小笠原

 4月27日(土)東京・後楽園ホールにて開催される『SHOOT BOXING(以下SB) 2019 act.2』の「SHOOTBOXING vs REBELS対抗戦・副将戦」でSB日本スーパーバンタム級王者・植山征紀(23=龍生塾ファントム道場)と対戦する、WPMF世界スーパーバンタム級&ISKA K-1 ルール世界バンタム級王者・小笠原瑛作(23=クロスポイント吉祥寺)のコメントが主催者を通じて届いた。

 SB初参戦が決まり小笠原は「プロになったらSBに出たいと思っていてSBの大会観戦に行ったり、SBアマチュア大会にも出たことがあります。プロデビューしてもっと早く出たかったのですが、なかなかタイミングが合わず今回お話をいただいた時は遂に来たかと思いましたね。アマチュア大会では、優勝出来なかったのでその借りを必ず返したい」とSBに思い入れを語る。

 今大会は幼い頃SB観戦に行っていた時、自身がファンだった宍戸大樹(42=初代SB東洋太平洋ウェルター級王者)の出場が決まっており、「今回宍戸選手も出場するので、まさか同じリングに立てる日が来るとは思っていなかったので興奮してます(笑)」と違った意味でも試合が楽しみな様子。

左ハイキックで相手を失神KOする小笠原(右)

 『SBvsREBELS対抗戦』のメンバーとしてリングに上がることに関しては「先輩の不可思さん、兄の裕典、クロスポイントで一緒に練習しているUMAさんと一緒に出られるので嬉しいですね。勝敗予想は、みんな調子がいいのでREBELSが全勝してREBELSの強さを見せられると思います」と対抗戦でREBELSの力をSBに見せ付ける構えだ。

 対戦する植山征紀選手の印象については「(植山選手は)打たれても倒れない頑丈なイメージがあります。パンチが得意だと思うのでそこは警戒してますが、僕のやることは変わらないので今まで積み上げてきたものをSBのリングで見せるだけです」と自信。

 前回の試合、小笠原はタイの強豪ペットヤソー・ダームランサラカムに、鮮烈な左ハイキックでKO勝ちを収めたが「(今回も)ハイキックを狙っていきたいです。僕にはロー、ハイキック、ヒジなど得意な技がたくさんあります」と自身の豊富な得意技を語った上で、SBルールでは認められている「絞め技も狙っていきたいです」とSBルールへの対応も完璧だという。

強烈なローキックも小笠原(左)の持ち味

 本来、小笠原の活躍するリングでは締め技は認められていないが「小さい時に兄(裕典)との喧嘩でマウントを取られて負けたことがあって兄を見返したくて、キックをやる前にクロスポイントで柔術のクラスに通っていた。身体を強くしたいと思ってMMAのクラスにも参加したことがあります」と寝技経験のエピソードも語る。

 さらに「日菜太さんも6月のREBELSでSBとの対抗戦に出場するので、首相撲をやっている流れで投げ技をやったり、スリーパーを仕掛けたりしてます。僕はずっとムエタイもやっているので、首相撲やこかしの技術は絶対にSBのリングでも使えると思うのでそこも見せていきたいです。最後はKOで仕留めたいので、何で倒すかを楽しみにして下さい」と自身のやってきたことをリングに全てぶつける覚悟だ。

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