【ベラトール】堀口恭司vs王者コールドウェルのリマッチが正式決定、6.14 NYのマディソン・スクエア・ガーデンで二大タイトル戦
6月14日(金・現地時間)アメリカ・ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン(MSG)で開催される総合格闘技大会『Bellator 222』の追加対戦カードが発表された。
まずはBellator MMA世界バンタム級タイトルマッチ。王者ダリオン・コールドウェル(31=アメリカ)が、挑戦者に現RIZINバンタム級王者・堀口恭司(28=アメリカン・トップチーム)を迎え、2度目の防衛戦を行う。
このカードは、4月21日(日)に開催された『RIZIN.15』の中で、既に榊原信行実行委員長からアナウンスされていたが、今回、ベラトール(Bellator MMA)側から正式発表となった。
堀口とコールドウェルは昨年大みそかの『RIZIN.14』で、初代RIZINバンタム級王座を懸けて激突。レスリングを得意とするコールドウェルが、テイクダウンから上をキープする時間が続いたが、3Rに入ると堀口が一瞬の隙を逃さず、フロントチョークを極め、一本勝ちで王座戴冠を果たした。
この時の試合はロープに囲まれた四角形のリングで行われたが、今回のタイトルマッチで使用されるのは、ベラトールのサークルケージ(金網に囲まれた円形のリング)。堀口がケージで戦うのは、2016年11月に『UFC』のオクタゴン(金網に囲まれた八角形のリング)で、アリ・バガウティノフと対戦して以来、約2年半ぶりとなる。
王者マクドナルドにグレイシー一族ネイマンが挑む
続いて、Bellator MMA世界ウェルター級タイトルマッチと同級ワールドグランプリ・準決勝を兼ねた一戦。王者ローリー・マクドナルド(29=カナダ)vs挑戦者ネイマン・グレイシー(30=ブラジル)も、今大会で実施される。
ネイマンはグレイシー一族のひとり。昨年12月の『Bellator 213』で、エド・ルースとグランプリ・準々決勝を戦い、4Rで一本勝ちして準決勝へ進出。現在までの戦績は9戦全勝と未だ無敗で、このうち8戦が関節技・絞め技による一本勝ちという“グレイシーぶり”だ。
一方、ネイマンを迎え撃つマクドナルドは、4月29日(土・現地時間)に開催されたばかりの『Bellator 220』で、元WSOF世界ウェルター級王者ジョン・フィッチを相手に、Bellator MMA世界ウェルター級王座と同級ワールドグランプリの準決勝進出を懸けて対戦。
マクドナルドは苦戦の末に判定0-1のマジョリティドローという結果を得て、辛くも王座初防衛とグランプリ準決勝進出を決めた。試合後にはモチベーションや闘争心の低下を口にしていたが、果たして中1カ月半でメンタルを立て直し、決勝へと駒を進められるか。無敗の挑戦者に対し、王者の意地が期待される。
<決定対戦カード>
▼Bellator MMA世界バンタム級タイトルマッチ 5分5R
ダリオン・コールドウェル(31=アメリカ/王者)
VS
堀口恭司(28=American Top Team/RIZINバンタム級王者/挑戦者)
▼Bellator MMA世界ウェルター級タイトルマッチ&同級ワールドグランプリ・準決勝 5分5R
ローリー・マクドナルド(29=カナダ/王者)
VS
ネイマン・グレイシー(30=ブラジル/挑戦者)
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