【K-1 KRUSH】完全復活狙う元王者・郷州征宜に、友尊「俺のパンチは立っていられない」
5月18日(土)東京・後楽園ホールで開催される『K-1 KRUSH FIGHT.101』では、第6代K-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級王者・郷州征宜(33=K-1ジム総本部チームペガサス)と、友尊(ゆたか/29=TEAM K)が対決する。
郷州は生まれつき難聴というハンデを背負いながらも、無尽蔵のスタミナで前へ出続けるファイトスタイルで2017年10月にKrushスーパーフェザー級王座を奪取。
しかし、2018年3月の武尊戦でKO負け、6月の島野浩太朗戦では王座を奪われ、9月のスアレック・ルークカムイ戦でも敗れて3連敗。12月の山本直樹戦では白星を飾ったが、今年3月には小宮山工介へのリベンジに失敗して敗れた。
対する友尊はキックボクシングからボクシングに転向して、2017年8月に6年ぶりに復帰してKrush参戦。全てKO負けの3連敗を喫したが、今年3月のK-1で4度のダウンを奪ってKO勝ちした。
郷州は友尊の印象を「元プロボクサーということもあって、パンチが上手い選手だと思います。同門の川口(拓真)もKOされていますし、パンチ力もすごいという印象があります」と友尊の強打を警戒。
しかし今回の試合は「やっぱり何が何でも結果を出したいという気持ちが一番ですね」と相手の武器にひるまず勝ちに行く。「応援してくれる方たちにも申し訳ないですし、色んな人たちに自分が勝つ姿を見せたいです」と意気込む。
最後に「どんな試合も重要なんですけど、特に次の試合は本当に重要な一戦だと思っています。絶対に自分が生まれ変わった姿を見せますので、ぜひとも楽しみにしていただければと思います」と自身のサポーターやファンに向かって快勝を誓った。
対する友尊も3連敗していたが、前回の試合でKO勝利。「後がない状況で、実は次負けたら引退しようと思っていました」と、連敗続きに”覚悟”していたと語る。
「だからこそ悔いがないように中途半端なことをせず『ここまでやって負けたらしょうがない』と思える練習をしようと思って。今年から仕事も変えて、自分の生活の中心を全て格闘技に置きました。そうしたら自然と不安がなくなって、むしろ早く試合をして今の自分のレベル・技術をリングの上で試したいと思えるようになったんです。そんな気持ちでリングに上がったので、不安や怖さも一切なくて、楽しむ気持ちでリングに上がることが出来ました。それが自分としてはすごく大きかったですね」とKO勝利の理由を語る。
友尊は郷州の印象を「郷州選手は元KRUSHのチャンピオンだし、自分としては願ったり叶ったりの相手ですね。完全に喰ってやろうじゃないですけど、ここで俺が勝ってKRUSHのタイトル戦線やK-1の本戦に食い込んでいくつもりです」と、勢いに乗って下克上する。
郷州はKO負けの少ないタフな相手だが「俺のパンチをもらったら立っていられないと思います。しっかり俺のパンチを当てれば倒せる自信があるので、どう当てるかを見ててほしいですね」と自身のパンチに自信満々でKO勝利を狙う。
3連敗のどん底を味わった同士、どちらが結果を出し上っていくことが出来るか。
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