【K-1 KRUSH】郷州征宜が「負けたら後がない覚悟」、友尊は「どの局面でも勝てる」
5月18日(土)東京・後楽園ホールで開催される『K-1 KRUSH FIGHT.101』の記者会見が、4月5日(金)都内にて行われた。
スーパー・フェザー級ワンマッチで第6代K-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級王者・郷州征宜(32=K-1ジム総本部チームペガサス)と友尊(ゆたか/29=TEAM K)の対戦が決定。
郷州は生まれつき難聴というハンデを背負いながらも、無尽蔵のスタミナで前へ出続けるファイトスタイルで2017年10月にKrushスーパーフェザー級王座を奪取。しかし、2018年3月の武尊戦でKO負け、6月の島野浩太朗戦では王座を奪われ、9月のスアレック・ルークカムイ戦でも敗れて3連敗。2018年12月の山本直樹戦では白星を飾ったが、3月には小宮山工介へのリベンジに失敗して敗れた。
対する友尊はキックボクシングからボクシングに転向して、2017年8月に6年ぶりに復帰してKrush参戦。全てKO負けの3連敗を喫したが、今年3月のK-1で4度のダウンを奪ってKO勝ちした。
郷州は「前回、小宮山選手に負けてしまって思うような結果が出ない中、試合を組んでもらえて感謝しています。自分は崖っぷちだと思っているので、これに負けたら後がない覚悟を持って戦いたいと思います。前回、同門の川口が(友尊に)派手にKOされたのでパンチが上手い選手だと思う。パンチ力もあるし、一発に注意しないといけない」と、背水の陣で臨む。
「最近は結果が出ていないので、応援してくれる方々に申し訳ない気持ちでいっぱいです。でも、まだやりたいので、やるからには応援してくれる人たちの期待に応えないといけなので絶対に勝ちます」と闘志を燃やす郷州。
「今までは考えが浅かったかなと思うので、しっかり考えて戦います。人に何かを言われるまでやらないことが多かったんですが、今回は自分から言われる前に練習して、考えて戦いたいと思います」と、練習時と試合時の2つの課題をあげた。そして「自分は相手の方が下だとは思っていません。自分もこれから這い上がる気持ちで戦います。モチベーションは友尊選手以上にあると思います」と、元王者である自分の方が上だとは思わず戦うと話した。
一方、友尊は「3月の試合を怪我なく勝てて、モチベーションを保ったまま、そのまま練習を始められたのですぐに試合をしたいと思っていました。そこで話をいただいたのでやりたい、と。その相手が元王者なので、より気合いが入った状態でリングに上がれます」と、初勝利をあげた勢いのまま試合に臨みたいとする。
「郷州選手は気持ちが強いのと、フィジカルが強い。攻撃をもらっても関係なく出てきて、凄くやりづらい選手だと思います」と評し、「強い選手としかやりたくないので素直に嬉しかった。元王者というのもあって、来年くらいにはタイトルを獲りたいと思っているのでここは逃せない。しっかり勝ちます。多分、下馬評は自分が不利の予想だと思いますが、自分としては打ち合いをしても足を使ってでも、どの局面でも勝てる自信があります。KRUSHのタイトル、それとK-1のタイトルの2つが目標です」と、今回の郷州戦を足がかかりにしてタイトルを狙えるポジションへ行きたいと野望を燃やしていた。
<決定対戦カード>
▼スーパー・フェザー級 3分3R延長1R
郷州征宜(K-1ジム総本部チームペガサス/第6代K-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級王者)
vs
友尊(TEAM K)
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