【K-1】小宮山工介がレオナ・ぺタス戦に”真田幸村の槍”入れる
6月30日(日)東京・両国国技館にて開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN』。スーパーファイト(K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R)に出場する、第4代K-1WORLD GPスーパー・フェザー級王座決定トーナメント準優勝・小宮山工介(32=K-1ジム北斗会館)が都内で公開練習を行った。
小宮山は2018年3月の「K-1 WORLD GP第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」においてスアレック・ルークカムイ、皇治を立て続けに撃破。決勝では武尊にKOで敗れたものの、2019年3月に郷州征宜を撃破し再起に成功し、一線級の実力を証明している。
公開練習では得意の前蹴り・回し蹴りも交えながら迫力あるミット打ちを披露し「3月の試合が終わって、大きな怪我もなく調整が出来ています。かなり良い感じで仕上がってます」と調整は順調のようだ。
対戦相手のレオナ・ペタス(26=THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS)は、日本国内では無冠ながら、中国の格闘技イベント『英雄伝説』において2016年にアジアトーナメント制覇。K-1では2015年に大雅に判定勝利など、国内トップファイターらにも勝ち星を上げている。
レオナについて小宮山は「日本人選手で武尊選手や皇治選手といったトップの選手もいますけど、レオナ選手はその中でも引けをとらない選手だと思います」と実力を高く評価。「僕もレオナ選手もお互いに鋭さを持っていて、剣豪同士の斬り合いのような感じでワクワクしてます。間合いの取り合いも含めて、本当にスリリングな試合になるんじゃないかと思ってます」とこの一戦を心待ちにしている。
続いて小宮山は「僕が戦ってきた中でも今までにいない選手」とレオナの独特の距離感を評し「特に距離を取って戦おうとは思っていなくて“流れ”ですね。相手の初動に僕の攻撃が入れば良いんじゃないかなと思います。すでに攻撃のパターンは何パターンか出来ているので、試合までにもっと磨いてそのパターンに持ち込みたいですね」と攻略のイメージは出来ている。
”石の拳”と呼ばれる強打が武器のレオナだが、小宮山は「レオナ選手はリーチがあって、僕の中ではジャブが印象的で、鋭い攻撃を打つ選手だと思います。それに対して間合いも含めて、まず一番最初に僕の蹴り技が適してるのかなと思います。最近は右の正拳突きも僕の中で手応えがあるので、それも活かせられたら良いなと思います」と、こちらもパンチを入れると語った。
最後に「僕の生まれ故郷の(長野県)上田市では武将の真田幸村が身近な存在で、真田幸村が武器にしていたものが槍なんです。僕の前蹴りは槍をイメージしていて、今回は僕の前蹴りも楽しみにしていてください」とレオナ戦を表現した。小宮山は“槍の一撃”でレオナを打ち崩すことができるか。
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