【K-1】木村ミノル”ビッグマウス”封印しリングで届ける、WWEを超えるものを
6月30日(日)東京・両国国技館にて開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント~』に出場するK-1 KRUSH FIGHTウェルター級王者・木村“フィリップ”ミノル(25=K-1ジム五反田チームキングス)が、6月4日、都内で公開練習を行った。
木村はドラムミットで得意のパンチを披露。インタビューでは「パンチで豪快に倒すボクシングスタイルは、もうわかってもらったと思う」と語る。
「自分のダメな点に着目して、もっといいファイターになりたい。前回の試合(近藤魁成戦)では…蹴りがまったくない。僕だけ別競技やってるなとずっと思っていて」と、自分にダメ出しをする木村。「次はもっとパーフェクトなコンビネーションとか、鮮やかな所を見せる日にしたい」と、蹴り技も駆使するオールラウンドファイターを目指す。
対戦相手のクルーズ・ブリッグス(22=オーストラリア)は、ムエタイをベースに、重いパンチとヒザ蹴りを軸としたパワーファイター。アマチュアで5つのタイトルを獲得した実力者だ。
ブリッグスの印象を木村は「ムエタイスタイルだけど、一発一発思い切って打つ。フィジカルも強くどっしり構えるので、打たれ強さもあると思う。効果的な攻撃をたくさん当てないと、ひるんでくれないだろう」と分析。「(映像を)見た感じではめちゃくちゃ噛み合うと思う。やりたかったタイプです」とモチベーションは高い。
さらに「ガードが堅い選手だと思うんで、ガードの上から倒したい」とフィニッシュは豪腕で決めるつもりだ。
プロレス好きを公言する木村だが、両国国技館では前日と前々日の6月28日・29日に『WWE』の日本公演が入っている。木村は嬉しそうに「(会場には)WWEの神様が深く染み込んでる。その神様が好きな選手は絶対僕なので、味方をしてくれると確信してますね」と勝利を断言する。
勝ち方は「WWE的な勝ち方にしちゃうと、また逆転という感じになっちゃうんで圧勝したいですね。秒殺したいですね、本当は」と早期決着を狙う。
「(自分の)パフォーマンスとか迫力は、(WWEの)2日間見た人でも『すげえ』って迫力感じるような試合に出来ると思う。3日公演だと思って来いって言いたい。結果ミノルの試合のほうが面白かったってなれば」とWWE越えをを目指す。
以前は”ビッグマウス”としてプロレスのマイク挑発さながらに、試合前もアピールしていた木村だが「アピールしなくていいんですよ。本当に出来る人はアピールが必要ない。行動で示すしかない。リングの上でいいパフォーマンスして、良い勝ち方して締められたらベストです」と、試合内容でアピールするという。
アピールの仕方を変えた理由として旧K-1についてのこと聞かれることが多いのも理由の一つだという。
▶︎次ページは旧K-1から気付いたアピールの仕方を変えた理由
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