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【修斗】のび太の弟・内藤頌貴が大阪出陣、地元の雄・前田吉朗と剛腕対決

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2019/06/06(木)UP

前田と内藤の激闘派対決が実現

 6月30日(日)に大阪・エディオンアリーナ大阪にて行われる『SHOOTO 30th ANNIVERSARY TOUR 第5戦 in OSAKA Supported by ONECHAMPIONSHIP』の対戦カードが発表された。

 修斗世界フライ級2位・前田吉朗(37=パンクラス大阪稲垣組)と、同級世界6位・内藤頌貴(29=パラエストラ松戸)の一戦が決定した。

 前田は長年日本の軽量級トップとして活躍している、この階級の第一人者。パンクラスで初代フェザー級王者、DEEPで第3代バンタム級王者の二冠経験がある。剛腕を武器にデビュー以来14戦無敗という記録も持つ”浪速のヒットマン”だ。

グラウンドパンチで1RKO勝ちする前田

 修斗世界フライ級王者・扇久保博正の首を狙い、2016年から修斗に本格参戦するも、未だ扇久保まで到達できていない。

 昨年8月には、元バンタム級王者で17年10月扇久保に挑戦するも散ったオニボウズに、グラウンドでコントロールし続けフルマークで完勝している。

 一方の内藤は元ONEストロー級王者・内藤のび太の実弟。粘り強いタックルを武器とするグラップラー(寝技主体の選手)の兄のび太とは対照的に、内藤は駆け引き無しの真っ向勝負で会場を熱くするストライカーだ。

左フックでダウンを奪った内藤

 昨年7月、同級1位で元パンクラス・フライ級王者の清水清隆に敗れるまでは修斗で8戦無敗。12月大会ではKO勝利で再起を飾っている。
 自身のSNSでは「関西勢で盛り上がってるけど、乗り込んでおれが一番輝く。待ってろよ大阪」と、毎年のように大阪大会のメインカードにラインナップされる前田を喰うと宣言。

 激闘派同士、注目の上位ランカー対決の実現だ。

 また、元UFCファイターの手塚基伸(31=総合格闘技道場コブラ会)が修斗初参戦。奇天烈(28=修斗GYMS直心会)とバンタム級の一戦(5分3R)と対決する。

手塚が修斗に初参戦する

 手塚は国内外様々なプロモーションを渡り歩き、キャリア50戦を越えるベテラン。GRACHAN、HEATのバンタム級タイトルを獲得し、パンクラスでトップランカーとして活躍。UFCにも2度出場した実力者だ。
 昨年12月には大阪のグラップリングトーナメントで優勝するなど”流浪のグラップラ―”の実力は健在。

 対する奇天烈は、サウスポーから繰り出すストレートと返してのフックを得意とする。勝利の半分がKOというストライカー。
 新天地に挑む手塚は、修斗が迎え撃つヒットマンを得意のグラップリングで料理できるか。

<対戦決定カード>
▼フライ級5分3R
前田吉朗(同級世界2位/パンクラス大阪稲垣組)
vs
内藤頌貴(同級世界6位/パラエストラ松戸)

▼バンタム級5分3R
手塚基伸(総合格闘技道場コブラ会)
vs
奇天烈(修斗GYMS直心会)

▼フェザー級5分2R
後藤陽駆(シューティングジム大阪)
vs
ムテカツ(ゴンズジム)

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