【シュートボクシング】那須川戦から7ヶ月、内藤大樹が復活宣言「SBに内藤大樹がいることを示す」
6月23日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『SHOOT BOXING 2019 act.3』に出場する元SHOOT BOXING(以下SB)日本スーパーバンタム級王者・内藤大樹(23=BELLWOOD FIGHT TEAM)のインタビューが主催者を通じて届いた。
昨年11月、東京・両国国技館にて行われた『RISE 129』のメインイベントで、那須川天心と約3年ぶりのリターンマッチに臨んだ内藤は、那須川の圧倒的な攻撃力の前に1RKOでマットに沈んだ。試合後は、「那須川天心選手に3年前に負けてリベンジすることを目標にやってきましたが再び負けてしまい、今後何を目標にしていけばいいんだろう」と目標を失い練習にも顔を出さなかったということを明かした。
その期間中は試合会場にも顔を出さず、ジムで共に汗を流した鈴木博昭(34=BELLWOOD FIGHT TEAM)がONEで戦う試合を見る程度で、格闘技自体に触れていなかったという。
そんな内藤の闘争心に再び火が付いたのは、その鈴木の活躍を見て「なぜ俺はこんなところで落ち込んでいるだろう」と心が動いたことがきっかけだったという。年明けから練習を再開したという内藤は、「今思えばあの休養期間はいい時間だった」と振り返る。復帰に向けた練習の中で、内藤が「もう一度この人と一緒に練習してリングに上がりたい」と願った鈴木が代表を務めるBELLWOOD FIGHT TEAMへ移籍。環境を変え心機一転、再出発への準備は整った。
今回の試合から階級を上げることを宣言している内藤は、従来の55kgでは「体重を落とすのがきつくなった」と、体の変化を素直に告白。昨年に59kgで般若HASHIMOTO(29=クロスポイント吉祥寺)と戦った一戦を振り返り、「体の大きさは感じましたが、減量しない分動きがいい」と、現在のベストウェイトで変化が生じていることを感じたという。
再起戦の相手は現SB日本フェザー級王者・笠原弘希(20=シーザージム)。「何でも器用にこなす選手なので一瞬たりとも気を抜けない」と内藤は笠原を高く評価するが、一方で「強いチャンピオンだと思うので戦うのが楽しみ」と強敵相手の一戦を心待ちにしていることも口にした。
約2年ぶりにSBのリングに上がる内藤は、「まずは僕のことを印象付ける試合をしたい」と、新しいSBファンに向け存在感を示すことを念頭に置いていることを明かし、那須川戦の敗北を心配してくれたというファンに「その姿を忘れさせるような勝ち方をしますよ」と力強い言葉で復活をアピールして見せた。
一度ドン底を味わい「ただひたすら上に上がるのみ」と、今はタイトルへの意識は薄いと内藤は語る。しかしかつてSBにその名を轟かせた元王者は、「SBにはまだ内藤大樹がいるというのを示します」と、群雄割拠のSB中軽量級のエース争いに名乗りを上げることを高らかに宣言した。
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