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メキシコボクシング誌で異例の大抜擢! カメラマン福田直樹氏が表紙で登場

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2019/06/26(水)UP

メキシコのボクシング専門誌『BOX WORLD』で異例の抜擢、表紙を飾った福田直樹氏

 ”パンチを予見する男”と称される福田直樹氏(53)が、ボクシングの本場のメキシコで来週発売となるボクシング専門誌『BOX WORLD / ボックスワールド』最新号(5-6月号)の表紙を飾った。

 福田氏はアメリカに15年間生活しボクシング取材を続けBWAA(全米ボクシング記者協会)の最優秀写真賞を4度獲得。パンチを予見するとまで言われるヒットの瞬間と表情の数々は圧巻だ。
2012年にはWBC(世界ボクシング評議会)の”フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー”にも選ばれている名実ともに世界一のボクシング・カメラマンだ。
 トップボクサーや往年の名選手等ではなく、本来裏方であるフォトグラファーが専門誌の表紙になるというのは、世界中のボクシング誌のバックナンバーを紐解いても異例中の異例。福田氏に対する海外での評価がそれだけ高いということだろう。

福田氏のお気に入り作品。滅多に写せないジャストミートするロングフックのフィニッシュブロー

 福田氏は今回表紙を飾ったことについて「5月末にニューヨークで行われたBWAAフォトアワードの授賞式へ出発する前に話が来ました。写真もその式の際に撮ってもらったものです。表紙ということで自分でも驚きましたが、こういう形で取り上げていただけて、とても光栄です。3年前に拠点を米国から日本へ移しましたが、それでも現地で評価し続けていただけることを非常にありがたく感じています」と喜びを語る。

 表紙だけでなく、本文巻頭にも福田氏の経歴や実績に関する特集が見開きで組まれている。このボックスワールド誌は、現在、メキシコで唯一のボクシング紙媒体。プリント版は有料だが、最新号の主な内容を無料の専用アプリ(boxworldで検索)で覗き見することも可能だ。
ちなみに福田氏はその経歴、作品を過去にも海外メディアで何度か特集されてきたが、世界で最も権威のある専門誌・米国『リングマガジン』で、近年特集が組まれたことのある3人の日本人(あとは村田諒太と井上尚弥)のうちの1人としても知られている。

【フォト】村田諒太とブラントの打ち合い=撮影福田氏。7月に村田はリマッチ

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