【K-1】王者ゲーオ、タイ修行を経て挑む安保瑠輝也に「私が戦いやすくなるだけ」
6月30日(日)両国国技館で開催される「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント~」の前日計量・会見が、29日(土)都内にて行われ、出場選手全員が計量をパスした。
「K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ」出場する王者 ゲーオ・ウィラサクレック(34=WSRフェアテックスジム)は65.0kgのリミットでクリア。対戦する挑戦者・安保瑠輝也(23=team ALL-WIN)は1回目が65.15gで150gオーバー。すぐにトランクス型パンツを脱ぎ、2回目は65kgジャストでクリアした。
クリアした安保はパンツを履きゲーオのもとへ行きバチバチのフェイスオフ。
安保は昨年12月のK-1大阪大会では山崎秀晃を激闘の末にKOで下し、3月の「K’FESTA.2」では佐々木大蔵に判定勝利してスーパー・ライト級の挑戦者まで上り詰めた。
ゲーオとタイトルマッチを経験している山崎に勝って、第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント決勝でゲーオと戦って準優勝となった佐々木にも勝った安保は、現在この階級では最もゲーオを倒すのに近い存在だと言える。
安保は3月の佐々木戦後、トップアスリートを指導する秀島正芳トレーナーの地獄のトレーニングをこなしてきた。秀島氏はボクシング世界3階級制覇王者の長谷川穂積や現WBC世界スーパーバンタム級暫定王者の亀田和毅選手をはじめ、野球やゴルフなど様々な競技のアスリートを指導する。
そのトレーニングをクリアしてきた安保は調整がうまくいった理由を「減量を1ヶ月かけてじっくり行った」と答えた。練習では2ヶ月の地獄のトレーニングに加え、ボクシングでやる走り込み合宿も行ったという。また更に「タイに行きルンピニーの選手らと練習してきた。今は自信しかない」とムエタイ修行での自身も覗かせる。
一方、ゲーオは「トーナメントをやるぐらいの勢いで全力で練習して来た。調子もいい」と語り、安保が猛練習を重ね挑んで来ることについては「タイ人とやりたかったら三ノ輪(足立区・のウェラサクレックジム)でやればいい。タイで練習してきたということは私にとって戦いやすくなるだけだ」と返した。
計量の体を見るとその仕上がりでは、ゲーオより安保が上かとも思わせる。自信満々の安保、ゲーオを倒し新王者になることができるか。
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