【RIZIN】浅倉カンナ、レスラー苦手だが「1ヵ月死ぬ気で練習する」
7月8日(月)目黒区のウェスティンホテル東京にてRIZIN.17、RIZIN.18の合同公開記者会見が行われ、2大会に出場予定のファイター18名が集結。それぞれが意気込みを語った。
6月の『RIZIN.16』にて山本美憂(KRAZY BEE/SPIKE22) に判定負けを喫した浅倉カンナ(21=パラエストラ松戸)は8月18日(日)愛知・ドルフィンズアリーナにて開催される『RIZIN.18』に出場、出直し戦に挑む。
浅倉は昨年大みそかに開催された『RIZIN.14』で元INVICTA FCアトム級世界王者・浜崎朱加(AACC)と初代RIZIN女子スーパーアトム級王座を懸けて対戦したが、腕十字固めに敗れて王座獲得ならず。今年3月の『DEEP JEWELS 23』ではDEEP JEWELSアトム級王者・前澤智(リバーサルジム立川ALPHA)にフルマークで判定勝ちし再起を飾ったが、6月の『RIZIN.16』ではアマレスの大先輩・山本美憂に判定負けを喫し、悔し涙を流した。
対戦相手のアリーシャ・ザペテラ(24=米国・SCORPION FIGHTING SYSTEM)は5歳でレスリングを始め、3度のナショナルチャンピオンにも輝くなど高校時代の通算成績143勝36敗を誇るレスリングエリート。16年10月にKOTCで判定勝利しMMAプロデビューを飾ると、17年2月には中国の格闘技プロモーションKunlun Fightでプロ2戦目にしてフライ級王者となった。18年7月からはInvicta FCに参戦、デビューから無傷の5連勝をあげたが、19年6月のInvicta FC 35ではヴィヴィアン・ペレイラに判定負けを喫して連勝がストップした。
白いオーバーオール姿で登壇した浅倉は「最近はいい結果が出せなくて悔しい思いをしてきた。そのぶん8月は期待を超えられる試合をするよう、あと1ヵ月死ぬ気で練習するので楽しみにしていてください」と意気込みを語った。
昨年大晦日の敗戦(vs浜崎朱加)について質問が飛ぶと、「浜崎さん、(6月の山本)美憂さんとRIZIN2連敗だが、自分のダメな部分が見つかったので、負けを自分のものにして、負けて見つかったものもあるので、8月に向けてしっかりやっていきたい」と、敗戦の経験を次戦に活かすと答えた。
また相手の印象については「映像も見させてもらって、レスリングもしっかりできるので苦手なタイプだが、しっかり克服して新しい浅倉カンナを見せられるといいなと思います」と山本美憂に続くレスリングエリートとの対戦を前に、素直に心境を吐露した。
対戦相手のザペテラはRIZIN事務局を通じて「こんな機会をもらえてとても興奮しています!RIZINで戦う事は戦い始めてからの夢でした。私たちのやる事に対してリスペクトを持って接してくれる日本のファンの皆様の前で、自分のスキルを披露できる事を非常に嬉しく思います」とコメント。RIZIN初参戦に並々でないモチベーションを抱いているようだ。
浅倉にとって前回の敗戦を克服するにはうってつけの相手。またザペテラは浅倉への勝利を足掛かりに、熾烈を極めるRIZIN女子スーパーアトム級戦線のトップを狙っていくはず。お互い勝ちたい理由が明確なだけに、今大会ベストバウト級の熱戦が期待できそうだ。
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