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村田諒太「アウトボクサー・ブラントに強打を何発当てられるか」練習にも自信、前回のヒット数は?

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2019/07/10(水)UP

試合まであと2日、調印式と会見に挑んだ村田(右)とブラント

 7月12日(金)、エディオンアリーナ大阪で開催される『WBA世界ミドル級タイトルマッチ』に臨む王者のロブ・ブラント(28=米)と挑戦者で同級3位の村田諒太(33=帝拳)が10日、大阪市内で調印式&記者会見に出席した。

 無事に調印式のサインを終えた王者のブラントは「今回は栄養士も一緒に来日して1日3食しっかり食べています。コンディションも抜群に仕上がっています。村田はアマチュアでも実績がありプロでも王者になった実力者だが、私も王者としてしっかりと戦い勝利を手にしたい」と自信のコメント。アウェイでの戦いに「戦う場所はリングの上なので気にならない」と意に介さず。

前回は村田の右がクリーンヒットしたがダウンに至らず、ヒット数で倍上回ったブラントが勝利した(Photo:Naoki Fukuda)

 リベンジに燃える村田は「練習通りにやれば大丈夫だと思います」と自信を見せると「大阪での試合ですからヤジも多いと思うので、あまりヤジられないように頑張ります」と笑顔を見せ「アウトボクシングのブラントに強いパンチを何発当てられるか、練習して来たことを出せるように頑張ります」と語った。

 前回の試合では全12Rの総パンチ数とヒット数では村田が774発・ヒット数180発に対しブラントが1262発・ヒット数は356発と、手数は500発、ヒット数は倍も開いている。一方、パワーパンチのヒット率は村田が31.1%、ブラントは28.9%と村田が上回っている。
 前回は完敗と言っていい内容だが、村田は研究・分析が深く再戦に強いとも言われている。一発で倒すパワーパンチを秘める村田。前回ほど被弾せず、強打で勝利を掴むことができるか。

取材:写真=植田洋介

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